秋晴れのみちのく自転車道

気温が上がってきたら「みちのく自転車道（乙字ケ滝）」へ出かけようと思ったのです。結局、気温が二桁台になって出かけたのは９時半ごろになってしまいました。今日は“好房ラーメン”を食べなくてはならないし、岩瀬牧場のソフトクリームも・・・。と食べることだけが目的みたいになっています。

本日は本宮市側の県道７３号線からみちのく自転車道へ乗り入れることにしました。




道路脇の雑木林には黄色が眩しいアキノキリンソウが咲き、まだ蕾のリンドウやサルトリイバラの赤い実がなっていて、ついついうれしくて写真を撮ってばかりいますからちっとも先に進まないんです。



途中の鎮守の森はお祭りのようで、幟が上がっておりました。そういえば、もうこの辺でも雑木林や裏山の木々が色づき始めています。木々によっては今が盛り、その艶やかな姿を誇らしげに競い合っています。

小和滝橋から「みちのく自転車道（乙字ケ滝）」へと乗り入れました。と、郡山方面からルイガノさんが走ってきました。お住まいの須賀川市からもうここまで来たのですね。しばし自転車談義に花を咲かせます。話題はやはりルイガノさんが導入されたＳＰＤ、そしてドロップハンドルの話から、わたしのバーエンドの話へと。実際に握ってみてルイガノさんも気に入ったらしく、その足でさっそく購入のためお店へ直行するとのことでした。こういう速攻の利く人を、わたしは尊敬してしまいます。

小和滝橋から１．５キロぐらいのところのみちのく自転車道対岸には、今年も白鳥が来ていました。何組かの親子が白鳥にエサをやっていました。





郡山市街地を過ぎ、安積町の東舘稲荷神社の木々の色付きはこれからが盛りのようです。去年はモミジがとても鮮やかでした。





みちのく自転車道中間地点の御代田橋。ここのケヤキはすっかり色づいていました。いつも見事だなあと思ってしまいます。



須賀川市内の阿武隈川の堤防からも、屋敷周りの雑木林の紅葉が見えます。これから益々綺麗になっていくのでしょうね。そしてきょうも対岸の広場では、ラジコン機の方々が見事な飛行を披露していました。



ラーメン好房への途中、福島空港から離陸したジェット機が大きな音と共に頭上を旋回して行きました。やはり本物は迫力が違います。

ラーメン好房へは丁度１時に到着いたしました。ところが、お客さんはお店の外にまではみ出していました。そこで、とりあえず岩瀬牧場へ向かうことにいたしました。デザートのソフトクリームが先になってしまいますがいたし方ありません。



岩瀬牧場の道路向かいにある岩瀬農業高校では、文化祭（力農祭）が行われていました。



そして校内の庭園がとても綺麗でした。（写真上）





岩瀬牧場で恒例のソフトクリーム（￥300）を食べました。そしてここ岩瀬牧場でも、とても綺麗な紅葉を見ることが出来ました。



ソフトクリームを食べ終えて、一路乙字ケ滝へと向かいます。途中旧１１８号線の街路樹がとてもいい感じでした。



そしてこれが、本日の乙字ケ滝。釣りをされている方もおいででした。

午後２時、再びラーメン好房へ到着すると、今度は席に着くことが出来ました。好房ラーメン味玉付き（￥550）を注文しました。しばらく食べていなかったわたしは禁断症状が出ていたんです。うんまかった～！



田んぼの中をくねくねと、みちのく自転車道は帰りもまたいいんです。



そして雑木林では、沢山の種類の木の実を見つけることが出来ます。
紫色の実をつけている植物（写真の上左）は【ムラサキシキブ】。わたしは今まで、ご家庭の庭先に植えられている、同じような紫色の小さな実を規則正しく枝の先まで沢山つけているのを“ムラサキシキブ”だと思っていましたが、こちらは本当は【コムラサキ（小紫）】で、写真のほうが【ムラサキシキブ（紫式部）】でいいようです。紫式部とはなんと優雅な名前を頂戴したものですね。植物の中には【ママコノシリヌグイ】とか【ヘクソカヅラ】とか名前を付けられたものもあるというのに・・・、差別は人間界にとどまらないようであります。







帰り道、御代田橋から安積町の東舘稲荷神社まで来たところに『みちのく自転車道通行止め』の立て看板がありました。（そういえば、ルイガノさんが言っていた“御代田橋通行止め”とはこのことだったのです）みなさんどうぞ迂回路を見つけておいてくださいよー！）

本日の走行距離８８．１９　走行時間４：１３　平均速度２０．９　最高速度４８．３