(2022.4.11 “ワイフ君”と桜ドライブの途中で出会った「千年桜」:二本松市芹沢地内)
4月11日、ここのところ連日庭仕事に精を出している“ワイフ君”を労って、近所の桜でも見てこようとあてのないドライブに出かけました。
まずは、地元の公民館へ。土手の上の公民館の桜は今が満開。でも“ワイフ君”は『キレイ!』と、近くのホトケノザのほうに興味を示したみたい。
なるほどこれは見事なホトケノザの群生。ほんとうに綺麗です。
桜が開花するいまの時期は、こんなところにも桜があったのかと、兎に角その多さに驚きます。
桜のある道路沿いのさりげないこんな景色が大好きです。これこそが、ご近所ドライブならではの醍醐味といえるかも知れません。
ここは本宮市の『プリンス・ウイリアムズ・パーク』と『しらさわグリーンパーク野球場』のある通り。ここには数種類の桜があるので“ワイフ君”を案内しました。特別花色が濃いのは、おそらく河津桜(カワヅザクラ)ではないかと思っています。
桜ドライブは本宮市のお隣の二本松市に差し掛かりました。すると道路脇に「千年桜」と書かれた案内版がありました。
千年桜は部落の一番奥の高台にそびえていました。
「芹沢の桜」こと通称「千年桜」の樹齢は推定800年以上とあります。
「こっちへ来て見てご覧なさい!」と“ワイフ君”。
なるほど、凄い形相です。幹の真ん中には穴・・・
その穴の向こうには真っ赤に咲く椿の花が見えました。
ここできょうは時間切れ。明日は須賀川市の釈迦堂川に行ってみようと話しながら帰途につきました。
横浜はもうほとんどが葉桜状態になりました。
今回の桜、どれもみな素敵で見入ってしまいました(^_-)-☆
奥さま孝行なのですね。
スリムでお若くて素敵な奥様ですね。
徐々に咲いてくれれば、長く桜が楽しめるのですが、ここのとことの暖かさで皆一斉に咲いてしまいました。
横浜あたりはずいぶん早かったでしょうね。こちらはこの桜の後で、今度は山桜が楽しめるのです。そこが田舎のよさでもあると思っています。
この時期はどこをどんな風に走っていても桜で溢れかえっていて楽しいです。
立派な桜の場所に行かなくても、こうして身近なところで十分に楽しめるほど桜が多いことにいまさらながら驚いています。
そんなときに偶然出会った「千年桜」でした。現地で出会った方はわたしたちの他にお二方だけ。まだまだ知られていない一本桜のようでした。
我が家の傍のサクラの古木(樹齢約100年)にも、カメラマンが来るようになりました。
あと200年生きれば通称の通り、サクラドライブよかったですね。
加えて、近年は今までメジャーでなかった桜にもちゃんと案内版が設置されて、村おこし、地域おこしに拍車が掛かっているようです。
今回の「千年桜」の場所など、地域の人以外通る場所ではないところで、車一台がやっと通れるといった場所です。
しかし、案内版を出してお客様を誘導するにあたり、新たに駐車場とその取り付け道路が山林を切り開いて設置されていてすごいことだなと思いました。
当然、この桜もすごい物でした。
ところが、そんな桜が付近の地域にも結構存在しているのです。
このところの桜ブームで、いままであまり通行のなかったところまで車が押し寄せ、地域の人たちが困ることなども実際に相当あるのかもしれません。
案内版を出したり、駐車場を準備したりするのは、自分たちの生活を守るための自衛手段なのかも知れないと思いました。
立派な桜を抱えるところも、それなりに大変なんだなと思いました。