青空とナナカマドと・・・（磐梯吾妻スカイライン）

（2021.9.21　色づいたナナカマドの実が美しい磐梯吾妻スカイライン：福島市）

9月21日、気持ちのいい秋晴れの日が続くきょうは、“ワイフ君”と磐梯吾妻スカイライン経由で福島市のリンゴを買ってこようということになりました。毎日欠かさず食べているリンゴのストックが無くなったのです。

旧土湯街道に入り、路肩の木々が心なしか秋色になりつつある中、ナナカマドの実が赤く色づいて綺麗でした。野地温泉ホテル駐車場脇のナナカマドがあまりにも大きく立派なので車を駐めてみました。

 

きょうの青空にナナカマドの赤い実がよく映えて見事です。

 

磐梯吾妻スカイラインの本格的な紅葉はまだ先のようですが、それでも気の早い木々はところどころで紅葉したり黄葉したりする素振りをみせていました。

 

磐梯山と猪苗代湖方面。

 

標高1,600m付近ではすっかり色づいた気の早い木々が綺麗でした。

 

きょうはホントに絶好の自転車日和。スカイラインを高湯側から越えてきた幾人かの強者“自転車乗り”とすれ違いました。この方もそのお一人、『写真撮らせてもらっていいですか？』って聞いたら快く“OK”を出してくれました。みなさんこんな感じでここまで走りに来られるのですから大したものです。

 

お昼は、浄土平の駐車場で車のドアを解放して、涼しい高原の外気に触れながらコンビニのお弁当やオニギリを食べました。最高の天気の中、黄葉の始まった蓬莱山の山肌を眺めながらのとても贅沢な昼食でした。

 

昼食の後は、噴煙の上がる一切経山を眺めながら、浄土平湿原の散策です。

 

浄土平湿原の草紅葉はようやく始まったというところ。ここは標高が高くて気温が低いからなのでしょうか、多くのリンドウは蕾のまま枯れようとしているようでした。

 

わたしは“ワイフ君”と少しルートを替えて、桶沼方面のナナカマドを見に来ました。

 

ナナカマドの紅葉はまだでしたが、その実はとても美しいものでした。

 

噴煙を上げる一切経山。

噴煙の様子。

 

帰りのルートは浄土平から高湯方面に下ります。わたしは磐梯吾妻スカイラインの荒涼としたこの景観もとても好きなのです。

 

下り道、ひときは目を惹くナナカマドがあって車を駐めました。それはハッと息をのむほどの美しさ。

 

青空とナナカマドのスカイラインを堪能したわたしたちは、土湯街道沿いの果樹屋さんで秋映（あきばえ）という品種の美味しいリンゴを無事ゲットして帰途につきました。

磐梯吾妻スカイラインの本格的な紅葉が始まったころにまた来てみるといたしましょう。