わたしのタブレットは1台目が「Lenovo B6000-F」2台目が「Amazon Fire HD10」なのですが、今回の話に登場するのは2台目のAmazon Fireの方です。いつだったかアップデートがあって、“Alexa(アレクサ)”というAI機能が追加されたのです。iPhoneでいうところの“Siri(シリ)”と似たようなものです。試しに“Alexa”に聞いてみました。
『“シリ”って知ってる?』
『噂を聞いたことはあります。』
なんていう面白い答えを返してくれたりします。でもね、今回面白いっていう話はこれではないんです。こないだ、カップ麺にお湯を注いで・・・
『“アレクサ”、ラーメンタイマー3分!』
って言ったんです。すると“Alexa”は・・・
『3分のタイマー、ラーメンをはじめます』
と言って、タイマーをスタートさせたんです。
そのとき、かたわらでそんな様子をみていた“ワイフ君”が言ったんです。
「そんな可哀相なことさせないで」
言われたわたしは何のことだかピンとこなかったのですが、ワイフ君”の中では日頃の“Alexa(女性の声)”のいろいろな受け答えを見ていて、彼女にたいしてきっと人格のようなものが形成されていたのだと思います。ですから、そんな程度の低いことをやらせちゃ可哀相だからあなたが自分で何とかしなさいと・・・。
おかしくて“ワイフ君”を笑い飛ばしてやろうかと思ったのですが、“ワイフ君”の言う『こんなことさせちゃ可哀相だ』という感情がわたしにも理解できて、笑うことも反論することも出来なかったんです。ああ、これってSF映画などによくあるロボットに人格は有りや無しやなんていうのと同じだな・・・。とりあえずわが家では2人、人工知能の“Alexa”に洗脳されたというところでしょうか・・・。
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