(2017.5.9 昨日の突風でつるバラ“宇部小町”の仕立てがこんなことに・・・)
きのう(5月8日)は強い西風が一日中吹き荒れていました。そんな中、買い物を終えて帰宅した“ワイフ君”とわたしを待っていたものは・・・
真ん中からこれでもかというほど腰を折って、深々とお辞儀をする“宇部小町”でした。
『どうしちゃったの、おまえ・・・』
(2016.6.1 一番右が今回突風の犠牲になった宇部小町の仕立て 高さ約3m)
(2016.6.1 ピンクの小さな花が満開の宇部小町)
本来だったら、今年もこんな姿を見せてくれるはずだと思っていたのに・・・。昨晩はどうしてくれようかとあれこれ頭の中で考えていました。こりゃ寝付けないな、と思っていたのに目が覚めたらすっかり朝になっていました。
状態を分析するに、年々背が伸びる宇部小町の支柱(単管パイプ)が短くなり、ジョイント金物でさらに1mの単管パイプを継ぎ足していたところ、今回の暴風で吹き上げられジョイント部分が外れたというものでした。
宇部小町のトゲは細かくてとても鋭いのです。一旦身体が触れようものなら、そこここにまとわりついてイテテテッ。頭にロープをかけて引き起こし、ジョイント金物に抜け落ちた単管パイプを再びはめ込むという荒技。なにせ作業しなければならないのが茂った宇部小町の中央部分なのです。
しかし、ロープでの引き起こしはなかなかうまくいかなくて、最後は“ワイフ君”の渾身の力技がものをいいました。“ワイフ君”は身を挺して宇部小町を押しあげ、わたしはロープを操作しながらバールを抜けた単管パイプに差し入れてジョイント金物へと導きました。
「やった母さん、うまくいった!」
しかし、このままでは前と同じになっただけ。また暴風が吹いたら同じ事になってしまうでしょう。朝一番、ホームセンターで3mの単管パイプを購入。3mの三脚に上って宇部小町のてっぺんから根本へ向けて差し込み、そのまま地面へ叩き込みました。そして、2本になった単管パイプの支柱の頭同士をクランプでネジ止めしました。これで完璧!
今回は宇部小町のつるバラ故の柔軟な身体がものを言って、大きな骨折もなく、花芽を多少多めに落としたぐらいで済みました。うまくいって本当によかった・・・どうしてもダメだったら、クレーンで頭を吊ってもらおうかとまで考えたんですよ、ホント。
ただ、宇部小町の根本を飾っているホタルカズラが、作業者の足の下敷きになって多少犠牲になってしまいました。
花の少ない庭でスズランが咲き始めました。
それから、ピンクのオオデマリが今年も沢山花を咲かせようとしています。
ミヤコワスレは薄紫とピンクばかりが多くなって、紫のものが少なくなってきています。
ルーキーのアマドコロ。
盛りのスパニッシュブルーベル?
生け垣のモッコウバラが咲き始めました。
それに、三度豆の花も・・・。宇部小町がうまくいかなかったら、いまごろこんなふうに書いてはいられなかったなあ・・・きっと。
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大変な作業でしたね、お疲れ様でした。
今年も綺麗なお花を楽しめそうですね、去年の花見事ですね
私の雑草の変な物にコメント有難うございました。
記事内に載せさせてもらいました。
その姿をみたときには本当にガックリきてしまいましたが、よく折れずに耐えていてくれたものです。元通りになってなんだか元気が戻りました。
きのう、自転車とバラの大好きな先輩が、バラ苗を仕入れに行く途中に立ち寄ってくれました。今回のいきさつで話が盛り上がりました。先輩のお宅に咲くバラの写真を見せていただいた中に、カクテルの仕立てがありました。
「やっぱりいいですね。ポピュラーなバラなのに家には無いんです」
なんてお話ししていたら、バラ屋さんの帰りにカクテルの苗をプレゼントしていってくさださいました。
宇部小町は元通りになったし、カクテルの苗はいただいちゃったし・・・きょうは特別うれしくてカクテルを何処に植えようかなどと思案していました。
ところで、“あきさん”の写真にあった“変なもの”は、おそらく虫こぶのようなものだと思うんですよ。ただ、気持ちのいいものではありませんから、雑草でよかったですね。
強風にはみなさんご苦労があるようですね。避難することが出来ない植物は、人手で守ってやるしかないですからね。
大風対策をするにも、モッコウバラはトゲがないので救われますね。ただ、今回の風では沢山の蕾が地べたに落ちていました。
でも「宇部小町」が無事に復活してなによりでした(^^)v
こうして記事を拝見していると、kojiさん御夫妻がお庭の植物を我が子のようにいつくしんでおられる様子が良くわかり、こちらまで気分がほのぼのとしてきます(^^)v
宇部小町が昨年同様の見事な花を咲かせてくれるといいですね。
“ワイフ君”とわたしは、結構意見が食い違ったりして、ああでもないこうでもないとやっているんです。植物はそんなわれわれを見て「フフフ」なんて言っているのかも知れません。
“ワイフ君”の力で立て直した宇部小町、いまのところ大きなダメージはなさそうで、今年も無事満開の姿を見せてくれることと思います。