学校の先生と地域事情・・・

テンプレート、変えてみました～ ＼（＾o＾）／

教員の話題が出たから、ちょっと思い出した事があったので記事にします。
私がオシメと一緒に小学校へ毎日通っていた頃の話しー

ウチの地域の小学校は、
毎年、入学式と離任式（３月の最後に学校を変わっていく先生を送る会）の後に
数名の先生が大急ぎで学校から出かけて行きます。

私は、大慌てで出かけていく先生に理由を聞いた事があります。
最初に聞いた先生は、「ええ、ちょっと用事がありましてー」と誤魔化していました。
次に聞いた先生は、私と仲の良い先生だったので、その理由を教えてくれました。
その理由は・・・

ウチの小学校は、地域との関わりを重視する学校です。
その為、毎年、新任で新しく学校に入ってきた先生は、
入学式の後、
校長と一緒に、校区内の各自治体の自治会長の家に、一軒一軒回って、
「新任の○○です。よろしくお願いします。」と挨拶に行くそうなんです！
そして同じく、よその学校に変わる事が決まった時も、
「お世話になりました。」と、あいさつ回り・・・
えーーー！　自治会長って、軽く２０人以上いますけどーーー！

いつからそんな決まりが出来たのかは、わからないらしいけれど、
とにかくこの小学校に来た先生は、一番最初と最後ににやらないといけない事らしい・・・

「・・・・・・。」
それって、どうしてもやらないといけない事なのお～？
新しい自分の子供の担任と話したがっている保護者や、
変わっていく先生を惜しんで、
直接お別れの言葉を言いたくて校門で待ってる子供達をホッポリ出してまで、
やらないといけないことかあー？
って言うか、
だいたい、なんでそんな事やらなきゃいけないんだー？？？

この地域では、自分の家に嫁が嫁いでくると、
嫁の紹介と挨拶をかねて、粗品を持ってご近所回りをする風習がある。
もっとも、それも今ではすたれて、
殆んどそんなご近所まわりをする家もなくなったのだけど・・・
この先生方の自治会長回りは、そのなごり？　

「いやだぁ～」と、正直思った。
田舎臭い、ただの風習と言うよりは、
なんだか、”権力の見せつけ” みたいな物を感じた。
学校の先生より、地域の自治会長の方が力を持っているのだ！という
無言の圧力？みたいな物を感じたのは私だけなのだろうか・・・

ただ歩いているだけでも、いきなり見知らぬ人に刺し殺されるような時代ー
子供達にとって、確かに地域の目は必要不可欠だし、
協力してもらえるのはありがたい事だと思う。

でも・・・ここまでしなくちゃならないの？

もう、ウチの子供達はみんな小学校を卒業してしまって、
小学校と関わる事は殆んどないけれど、
今でもあの決まりは続いているのだろうか？とー
時々、フト思い出します・・・。


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