日本舞踊を見に行くぞ・・・２

昨日の続きですー。

さて、やっと辿り着いた発表会の会場でしたが、
少し早く着き過ぎたようで、名古屋の妹の出番まで１時間以上ありました。

大阪の妹は「子供達が騒ぐといけないからー」と、
会場の外で子供達と遊んでいました。
私はと言うと、疲れていたんだと思いますが、
チントンシャンという音楽を聴きながら、ウツラウツラ・・・
時々、「いよ！○○！」と大きな声で掛かるかけ声に、
ハッ！と目を覚ますーなんて事を繰り返していました。
ふと見ると、オシメも椅子に座ったまま、グ～～
まあ、私と一緒に12・13と２日間、子供達に付き合って、
その上、慣れない名古屋の人ごみに疲れていたのでしょうー。

待つ事１時間以上ー
やっと名古屋の妹の出番になりました。
オシメを起こして、大阪の妹も子供達を連れて会場の中へー
曲は、『梅は咲いたか』。
皆さんも一度くらいは聞いた事がある曲だと思います。
”うめぇ～は～、さぁいたぁ～か～、さくらぁ～は～、まだかいな～”
と言うヤツですね。

大きな舞台の上で、たった１人で踊る妹は、とても綺麗で大きく見えました。
我が妹ながら、『いい女だな～』　とー
（なのに、なんで結婚出来ないのかしら・・・）

母は、
「あの子、よくあんな大きな舞台で１人で踊れるわね～。
　見てた私の方が心臓バクバクしてたわ～。」
私　「だってあの子は、高校のとき演劇部にいたから、舞台は慣れてるでしょ。」
母　「え！　演劇部！そんなの初めて知ったわ！
　　　高校の時だって一度もそんなの見たことないしー」

おかーさん、頼むから自分の娘が何部に入ってたかくらいは覚えておいてよ～
いくら随分前の話しとは言え～
まあ、演劇部の発表に、いちいち親を呼ぶ高校生もそんなにいないとは思うけど・・・

妹の出番が終わった後、みんなで楽屋に押しかけました。
本人曰く、「緊張して一箇所、間違った～。」と言っていましたが、
そんなの全然わからなくて、上手に隠せていたと思います。
着物を着た名古屋の妹とみんなで写真を撮って、
私は預かっていた”古希祝い”の写真を返して、
また、ワイワイ騒ぎながら実家へ帰りました～。
私が自分の家に帰りついたのは、もう午後９時を過ぎていましたー

あ～、疲れた・・・。
もうグッタリで、速攻で寝てしまいましたー。
でも今回は、妹達がとても成長したな～と実感させられました。
いい年をして、成長したー もないけれど、
それでも私にとっては、いつまでたっても妹は妹です。
むしろ今回は、私の方が追い越されそうだーと感じましたー。

妹達はあんなにしっかり人生を歩んでいるのに、
私は何をしているんだろう？
手術をしてから、なんだかずっと立ち止まっている気がするー
手術をしたから、後遺症が残ったから、年を取ったから、
そんな事を言い訳にして、毎日をムダに過ごしていないか？
以前の私は、常に前向きで、もっとパワーがあったはずー
今は・・・
外出するのもおっくうで、用がなければ家の中にばかりいるー
だからといって家事をバンバンやってるワケでもなく、
毎日、ただ時間が過ぎていってるみたいだ・・・

外に出るのが怖い・・・自分の姿を人に見られたくない・・・
自分に自信が持てない・・・

イカン！
これでは引き篭もりか、鬱病になってしまう！
もう手術を受けてから３年も過ぎたー
多少問題はあっても、見た目は殆んど元に戻っているのだ！
いいかげん立ち直らなくては！
妹達に負けないように、私も頑張ろう！


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