昨日は成田山新勝寺から、お札が届きました。
昨年お願いして元旦に御護摩を焚いていただき
2日に届きます。有り難い事です。
今朝は新年のお札にお不動様の御真言を唱えました。
そして恒例の三日とろろを頂きまました。
今は冷凍のとろろを解凍して、塩引き、ネギ、海苔で
簡単の済ませています。
昔々結婚して初めて仙台の夫の家でお正月を迎えた時
三日とろろを知りました。
自然薯を初めて見ました、東京では、大和芋、長いも
しか見たことがありませんでした。
自然薯を丁寧に洗って、細かな根は火にあぶって、取ります。
すり鉢におろして、舅、義兄、夫、男衆がすりこ木でごろごろ
お味噌汁で薄めます、できあがったとろろ汁はふんわりしています。
大きめのお椀にご飯を盛り、真ん中にくぼみをつけて、中にほぐした
塩引き(鮭)とネギ、その上にふんわりしたとろろ汁をかけて
もみ海苔を散らし、できあがり美味しいです。
子どもたちと一緒にに作ったとき、驚くほど沢山食べました。
毎年食べていました。
三日とろろと言うと、円谷幸吉さんの遺書の、
父上様母上様三日とろろ美味しうございました。
干し柿、もちも美味しうございました。の文面を思い
出し涙が出ます。円谷家でも我が家のように賑やかに
とろろ汁を作っていらっしゃったのでしょう。
昨秋 円谷幸吉 命の手紙 松下茂典著を読みました。
ご家族の愛を沢山受けて、国民からも愛され期待されて、
ご自身は辛いことが沢山あって、若くて自死なさいました。
読むのが辛い本でしたが、松下茂典さんの丁寧で、情にあふれた
取材で円谷幸吉さんが少し幸せだった事も分かりました。
円谷幸吉さん、また東京でオリンピックが開催されますよ。