今日は私の 00歳 の誕生日です。
うれしいような、なんだかもうこんな歳？って気持ちです。
体操教室の友人から20歳の記念おめでとう
とメールが
届きました。有り難うやっと20歳です
息子孫からもカードやプレゼントが届きました。
孫たちの字が大人の字になっています。
電話の声も息子、男の子三人の声も誰だか区別が
つかない大人の声になりました。
うれしいですがやっぱり私は相当の歳になっていました。
昨日は鏡開きで可愛い容器に入ったお餅と
袋入りの小豆あんでお汁粉を作り頂きました。
今日はレトルトのお赤飯で鯛の尾頭ではなく、
切り身を煮ていただきます。
印西の友人から届いた、印旛沼の海老と小魚の
佃煮も 美丈夫 にぴったりです。
15日は小豆粥これもレトルトです。
ゆり根を食べました。
暮れに北海道から取寄せました。
先ず卵とじです。美味しくて沢山食べてしまいました。
昔々母が甘く煮てくれたことがありましたが、
苦くて大人の味かなと思っていました。
池部良さんが、江戸っ子の倅 に書いていらっしゃいました。
お父さまの池部均画伯が、ゆり根を美味しそうに食べて
いらっしゃったので、お父さまが横を向いているとき
こっそり小鉢のゆり根をつまんでしまったそうです。
口に入れたときは、柔らかくて噛んだらとても苦かった。
軽妙な池部さんらしいなと読みました。
私も食べた時これがあの百合か・・・と思いましたが、
父は美味しそうに食べていました。
昨日は卵とじばかりでなく、薄味で煮てみました。
少しもほろ苦くなく、少しがっかりしました。
今は食用に口当たり良く改良されて、いるのでしょうか
とても美味しいのですが、あの苦みを懐かしく
思いました。我が儘です。
池部良さんは、軍隊でとても辛い体験をなさったそうです。
苦労知らずのお坊ちゃまでしたが、
幽霊のようになって生還なさいました。
映画の中の池部さんからは、分かりませんでしたが、
時々、哀しそうな目をした写真を見ました。
池部さんに無視されたと思った俳優が、
俺はソ連で苦労したんだ。
なんて言っていますが、池部さんの事を知らなかった
んでしょう。
あらあらゆり根から池部良さんまで来てしまいました。
