ゆうとたいへ

六十を過ぎて始めた自転車旅行、山登りをつづります

2022年6月1日 廃屋。道路から見えないところにある品川区の廃屋

2022-06-01 | 日記

今、東京23区内には廃屋が多い。
写真は港区の南にある品川区東品川一丁目にある廃屋だ。
廃屋は、人通りが多い通り(例えば「旧東海道」)から見えるような場所にはない。
廃屋があるのはその裏側だ。
旧東海道を歩いている人でこの廃屋を見たことがあるひとは一人もいないだろう。

写真はその廃屋と放置された自動車だ。
自動車のタイヤに空気はないがボディには光沢がありボディだけ見れば新品のようだ。






放置されている理由はいろいろなことが想像できる。
一、高齢で一人暮らしの人が亡くなった。その人が亡くなったあと家と車は放置された。
二、高齢の夫婦が住んでいた。子供はいたが、両親の残した預金と廃屋の解体工事費を比べると解体工事費が何倍も大きかった。それで相続しないで放置した。
三、となりとの家と家との隙間が10cmしかないとすると解体ができない。隣の家に人が住んでいなとすると、さらに工事が困難だ。

多くの場合、放置された廃屋は木造住宅が隣り合わせに何軒も続いているところにある。
廃屋の隣も廃屋となる。その隣も廃屋となる。
あと10年もすれば道路から見えない場所は廃屋の集団となるだろう。

2022年6月3日 品川区東大井一丁目の廃屋



 品川区を南北に走る旧東海道のもう一つ海よりを走る道路。その道路沿いにある二階建ての家。
一階がつたに覆われている。
ここに人が住んでいるのかどうかは分からないが、恐らく住んでいないのではないか。

2022年6月5日 大田区大森



外壁がトタンで覆われた二階建ての住宅。赤く錆びており目立つ。


以上

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