夢子の部屋

日々の生活の思ったことを自分勝手に書いています。

豆まきの思い出♬

2022-02-03 07:13:04 | エッセイ
おはようございます♪
木曜(2月3日)の朝。
晴れ。

今日は節分。
一人で 豆まきをするのは少し気が引けるが
そうかといって 夫が帰宅するまで待ってられない。
仕方ない 一人でしましょう。

田舎で子供のころやっていた豆まきは
少し 厳かな感じだった。
お祖父ちゃんが 豆をまくのだが
豆まきをするお祖父ちゃんの後に
お祖母ちゃんが提灯を持ってついていく。
(その後 提灯の代わりに懐中電灯になった。)
大きな声で 
お祖父ちゃんが「福は内 福は内 鬼は外へ」
と 言って 豆をまく。
そのあと 
お祖母ちゃんが「ごもっとも ごもっとも」
と 続いて行く。

家の豆まきが終わると 二つある小屋や
(小屋と言っても 2DKはある大きさなので立派な建物)
土蔵まで 撒くので 二人とも終わったころには
結構疲れていたように思う。

豆まきが終わったら
家の中に撒いた豆を拾い 年の数だけ食べる。

それが 豆まきと思っていたから
この家に来て 夫に撒いてもらったら
まず声が小さい。
「声が小さい!」と 何回もやり直しをしてもらった。
しかし 余り豆まきの経験がないのか
何回やっても 声が小さい。
「それじゃ福も来ないし 鬼も逃げない」
と 見本までして見せたりした。

今考えると なんであんなに向きになって
豆まきをしてもらったのだろう?
妙におかしく思う。

10数年後の今は
声が小さくても あまり何とも思わなくなった。
子供のころの思い出が 
だんだん遠くなっていったからだろうか・・・。



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