おはようございます♪
木曜(9月27日)の朝。
霧雨。
昨夜のNHKスペシャルの 【樹木希林を生きる】を
皆さんは ご覧になりましたか?
昨年夏からの密着ドキュメンタリ―なのです。
俳優の樹木希林さんが亡くなった。75年の生涯だった。全身をがんに冒されていることを公表した後も、
悲観せず、かといって気負いもなく、淡々と軽やかに女優として生きた希林さん。
『私を撮ってもいいわよ』そんな希林さんから長期密着取材の許可をもらったのは、
去年6月のことだった。人生の晩年をどのように生き、身終い(みじまい)しようとしているのか?
そもそも“樹木希林”とは何者なのか、向き合う日々が始まった。
結果的に希林さんが出演する最後のドキュメンタリーとなった今回の番組。
仕事、家族との関係、そして、日々の暮らし…。密着取材を通して、希林さんはどんな思いを託そうとしたのか。
これは ⤴⤴ NHKの文面です。
観終わって考えさせられることがいくつもありました。
密着中に いらだちを見せる希林さん
密着自体が どの方向に進んでるかわからず まして
もの になるかを疑問に感じてきたようでした。
ディレクターが一人で カメラを回しながら~映画撮影に同行しているのですが
どうも そのことが着地点を見いだせないといういら立ちのようでした。
半年の密着取材を経て そのようなことを言われたディレクターの方は
今年1月で 密着するのやめました。
そうこうするうち 夏になって 希林さんから連絡があり
雑誌の取材があるので 来てほしい とのこと。
雑誌記者の方と同行の元 告げられたのは
「 全身骨にまでがんが転移してて 余命が今年いっぱいであること
若しかしたら~年末まで持たないかもしれない。 治療は出来ない」
という 医師からの診断結果でした。
希林さんは確かこんなことを言います
「これで 密着の着地がはっきりしたので ・・・
無駄にならないで 良かった」
ディレクターの方の粘り強い 密着取材
時に 嫌われながらも 誠心誠意 自分の心情を吐露し
本当に よくあそこまでの 話を という場面が何回もありました。
また
余命を知りながら 淡々と演じ 人と交わり
そして密着させる希林さんの 圧倒的なすごみ
生きてる限り 生き抜く姿を 我々に最後まで見せてくださいました。
本当に ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
どうぞ 安らかにお眠りください 合掌。