ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

え~!いらないの?

2006-02-20 15:25:58 | Weblog
 そ~ろそろ菜種梅雨に入るのかしら?ま~だ早いわね。ネ?
犬の、否、私と犬の朝のお散歩も済んで、駅のそばの本屋へ。今にも降り出しそうな雲行き。折りたたみ傘をバッグに入れて。

2夜続いてのテレビ番組の中身を反芻しながら、いつものように早足で。
私は、やっぱり孫はいらないわ。悲しみの数を増やしたくないって、かなり真剣に思ってるのよ。冷静にこの過ぎ去りし年月を、今の地球の状態を思うとね、今までのような快適な日々はもうないだろうって。2012年かどうかはわからないけれど、確実に、世界は崩壊の道を歩き出しているでしょう。

NHKの特別番組だったわ。世界的規模でどうやって崩壊を食い止めるか、遅らせるかって、プロジェクトが調査、仮想未来図作成。
CO2削減5%でも、「いやだ!」という、最大排出国のアメリカ。最早途上国ではないという経済成長率10%になろうかという、環境なんて知ったこっちゃない、という工業化。けれど、京都議定書云々になると、発展途上国で、そういうのは先進諸国の問題なんだからと、クルクルコロコロ言い分を変える中国、13億人(本当は15億人以上?)。
やっと極貧から抜け出そうとしてる私達に、環境問題なんて振らないで、と言うこれまた10億人は優に超えるインド。
すでに、アラスカは、北極の氷が溶け出して、水位があがって、家は海水に侵食。
避難を余儀なくされている人々の苦悩が始まっている。
世界なんか知っちゃあいないって言う人でも、日本のこのところの自然現象を見ても、
最早、いつその災害の罹災者にならないとはいいきれない異常気象。

生物の本能として、種の保存が生きるための大前提であるはずなのに、日本は存在しなくなるって、本能が知っているのよ。だから、人口減少なんてかつてなかった事が起きている。結婚しない、生殖機能保持者達。これは滅亡の方向へ行ってるってことなのよ。100年後の世界は、想像を絶する世界になってるわ。
海温が3~4℃上昇で、ブラジルのアマゾン熱帯雨林が砂漠に。
すでに、水位が異常に下がって、わずかな水には、水面いっぱいに酸欠で死んだ魚が。
流域に住む人々の生活が立ち行かなくなっている所もね。
海水温はすでに1℃は上がってる。産業革命以来の工業化でね。そして、絶滅した生物もいくつもいくつも。

CO2を、50%削減して、どうにか肩で息をしながら状態の地球に。今のままだったら、数十年で、とてつもない災害に見舞われ、民族ごとの、大移動を余儀なされるようになるみたい。するとどうなる?当然、食料の争奪戦になって、争いがおこる。来るな! 入れるな! 戦争のない平和な国へだって?
バカァ言っちゃいけない。そんなセリフは、平和なときにだけに通用する言葉よ。

使うのが、指先だけじゃあね。便利の先に見えてくるのは、地獄絵。
ま~ず、農業が大打撃。これは、死を意味しているでしょう?人工的に作ればいい!はい、それはCO2を吐き出すということ。自分の首をしめる事。 自然の元で、作物を作れなくなったら、それこそ札びらにモノを言わすっきゃない?目の玉が飛び出るくらいの超インフレになっても食料が手に入らない。そのうちすぐお金すら力を失う。
もう、目に見えている話よね。
生物の本能の「食べる」に集約されて、もう、なりふりなんか構っちゃいられない!
という地獄絵が始まる。ええ、きっと始まるわ。
だから、私は孫はいらない。悲しみの、心配事の種は増やしたくない。男児3人。
彼らがどうにかその中を生きていってくれれば、御の字ですもの。そこに孫という、
なにやらメチャメチャ可愛い存在をもったら、これからの世界に生を受けたことを呪うであろうことは火を見るよりも明らかなことだから。孫は?なんて思わないように。
今までのような快適な日々は徐々に失われていって、生きることがどれほど大変なことになるか。
その自覚・覚悟が求められるこれからであることは間違いのないことです。

砂漠化?すでにもう中国は北京あたりまで押し寄せてるでしょ?
スペインも、穀倉地帯が、回復見通しが立たないほどの乾燥になっているしね。
地中海周辺の国々は、甚大な被害が出る。そう、何年か前のフランスの猛暑などは、その
前哨戦ですって。これからも頻発。
大西洋の海水温が上昇したら、南米に降っていた雨が、そこまで到達できずに大西洋上で蒸発。アンデス山脈にぶつかってた雨雲がもたらしていた雨もなくなる。これで、ブラジルは砂漠。すると又、CO2が増える。なぜ?樹木がCO2を吸収するのですから、あの熱帯雨林が消滅したら、生物は息苦しくなるのです。

まあ、マンモスの胃袋の中には熱帯植物があるって、シベリア辺りは熱帯だったのかも知れないしね。又、それが起こるだけなのよ。地球のでんぐり返りが。
ただ、今回は、人類のおごりが招いた結果の異常気象ではあるみたいだけど。
そして、水没する地域もいっぱい。 
デング熱は今、台湾政府が躍起となって、高尾地方から北上しないように、蚊とボウフラの駆除。それほど高い死亡率。
このまま温暖化が進んだら、日本もその圏内に入る。そのワクチンはない。
温暖化の恵みを受けるのは、日本では北海道。
あの、南下政策がもたらした日露戦争。その広大なロシアが、笑いが止まらない状態に。

ただ、その渦中にまきこまれるような目にあったとしても、決して取り乱さないようにって。そう、騒ぐでない!って、自分に言いきかすわ。
生きていることだけでも恵みと思えるようなそんな事態がくる。お金がブランド品が、肩書きが。ああ、ああ言ってなさい、好きなだけ。私は自給自足の術を考える。

用事も済んで、そぼ降る雨の中を帰ろうとしたら、赤十字の献血車。献血をお願いしますって。かつてはまめに献血してた私なんだけど、最近は記憶にないくらいしてなかったの。くも膜下出血だったし。
けど、考えてみたら、術後1年で、薬は一切飲んでないし、そろそろ献血しても問題はないと思ってね。いやあ、最近の問診書類は、細かいわよ。エイズは減ってないから、かなり露骨に書かせるわ(マークシート方式だけど)。最近不特定多数の異性と性交渉は?注射は?なんて。下品ねぇって思っちゃった。もちろんそのへんは全部いいえよ。・・・
なのに、あなたの血はいりませんだって。なぜ?5年半前のくも膜下出血で、手術を受けたからなんですって。輸血も受けてないのに。要するに脳卒中にかかった人は献血はできませんということなのよ。
「私の血あげる」「そんな血はいらな~~い!」そんなⅠ幕でした。
帰り際に、気持ちの品をって。
はい、そんなものを貰うほど落ちぶれちゃあいない私よ。
モノに囲まれて、それでも欲しがる、卑しい人々。ただの物を貰うなんて、うすみっともないことはしません。必要なものは購入します。それ以外は不必要ということですから。