高老師(先生)がお手伝いされる国際交流”TSUDOI’09”のイベントへ
出向きました。
「先生は何をなさいますか?」
「私は売ってます」
日本語の売買(ばいばい)のように、売買(マイマイ)。けれど大きく違う
イントネーションです。売る方は、4声(上から下へ落ちます)買う方の
マイは、3声(下がって上がります)です。音が違えば、意味が変わります
から、逆の意味ではしっかりと言わなければならないのです。これが難儀な
言語です中国語は。
リニューアルされた建物。
入り口の案内で5階へどうぞって。向かった先はかなり大きいホール。
壇上で日本語でスピーチの外国人。各階のインフォメーションで、やっと
我が先生のブースへ辿り着きました。各国の料理(フランス・ペルー・
イラン・ネパール・インド・ブラジル・中国等)、お馴染みの料理もありま
した。何種類かのそれを買って、ご一緒したヨウコサンと臨時食堂になった
お部屋で各国料理を食べる事に。昼食時間でしたし。
次々入ってくる人達は、言葉も肌の色も違って。同じテーブルについた4人
は、ネパール・グルジア・ドイツ・日本人。この場の公用語は日本語。
なんだか奇妙な感覚です。ネパール女性は来日7ヶ月でも、流暢な日本語で
す。お隣りに座る愛らしいお顔の女の子はグルジア出身。奇しくも2人とも
妊婦さん。ドイツ出身の男性も、流暢な日本語です。
この国際交流会は、週5日も日本語教室を開いていて、日本語を教えている
そうです。第3土曜日は和室でお茶会。様々な国の人達の交流の場になって
いるそうです。「ぜひ来て下さい」と彼女達は言います。運営はボランティア。
高先生も、外国語を学ぶなら、少なくても週2回は勉強する機会があった方が
いいって、おっしゃいます。
意欲がなければ、どんなに恵まれた環境でも、モノにすることは出来ませんが、
この難しい日本語、彼女達は丁寧語や敬語、文字の多さ(ひらがな・カタカナ
漢字)に悩まされながらも、この地で生きる決心をしているのでしょう。
真剣にお勉強しているのが感じ取れました。
買ってきたヤキソバを見て、グルジア人は「食べられない」って言います。
豚肉が入ってるからって。
「イスラム?」
「ハイ」
ネパール人は、
「牛肉が入ってたらは食べられません」
「あなたはヒンドゥ?エキスもいけないのよね?」
「ハイ」
宗教が日々の生活にも密着している彼等です。初めてイスラム、ヒンドゥ教
の人に接しました。何でもありの日本人には理解しがたい彼等の宗教です。
毎年新年は神社に祈願。地元の神社仏閣の祭りに関わります。
結婚はキリスト教、赤ちゃんが生まれれば、七・五・三まで神社。家族の誰
かが身罷ると、「エッ、ウチの宗派は何?」葬儀は大体仏教。クリスマスを
祝い、ハロウィンから感謝祭まで、アーメン。
ああ、なんとイージーな関わりでしょう。あたくしの友人に至っては
「ラマダンを経験しちゃったわ~~!」
ってご満悦なんて、けしからんオナゴまでいるのです。事ほど左様にお祭り
にしてしまう節操亡き我等日本人ですから、
生まれついてから固有の宗教の中で生きてきた人々には、日本人てなんじゃ?
でしょうね~。
そろそろ引き上げましょうの段になって、見かけた若者一団。
「エイサー?」
「はい」
「エー、どこで演ってたの~?もう終わり?是非見たいわあ。だって、お役が
あって、持ち場を離れられない人達もいっぱいよ。もう一度演ってもらえない?」
フフフ、会場運営の方が色々当たって下さって、再演。演舞するには狭い空間
ですが、大きな太鼓に、小さな太鼓、三線(さんしん)、そして舞。
エイサーは沖縄(琉球)の伝統芸能です。太鼓の音が勇ましい彼等の精神を
表現します。踊り手はたおやかです。
あたくしの申し出が通って、演舞する若者と、そこに居並ぶ人達はしばしお互い
にエイサーを楽しみました。
イベントの係りの方は何やら勘違いをされたようで、あたくしは急遽彼等のマネ
ージャーのように見られました。彼等は桜美林大学の学生でした。あたくしとは
無関係の若者です。
「又、いつかお会いしましょうね。今日はありがとう」
でも、それはそれでお互いに幸せな時を過ごせたのですから、嬉しい勘違い。
・・・何でも言ってみるものです楽しい事は。
ヨウコサンが
「しかし、すごいわね~。行動的ねぇ」
「うん、心の中でぐじゃぐじゃ考えてばっかりいないで行動に移さなきゃね。
自分がすることがすっごく間違ってないって思えば、行動よ」
「そうなんだけどね~」
帰りの電車で、お嬢さんが上海勤務のご主人について滞在2年。
かの地で帝王切開出産話。
18日から1週間、お孫さんに会いに行かれるヨウコサン。
子どもが覚える中国語のCDの話。
「簡単なフレーズなんだけどいいのよ」
「是非、覚えて教えて~」
「いいわよ」
すぐ彼女は下車です。
「どこへ行こうかな~」
「ドライブ?」
「うん」
下車駅近くの駐車場へ愛車を駐車。
「では、来週。下星期見。再見」
「再見!」
何やら忙しかった今週でした。いつも家内をしているあたくしですから、
浮世のお付き合いはなかなか大変です。夕方までおこたで午睡。
整理した外国語は、又リニューアルです。
フリー英会話はもう行けません。その日は夕方5時までベアチャンの
スペイン語の復活になりそうなので。週の後半は、外国語漬けです。
出来ればその数を増やしたいあたくしですから、もっと時間が欲しい~!
昨日土曜日は、SONGちゃん(中国語先生)所属の町田市民合唱団29回
演奏会なる催しに出かけて、趣味のグループとは思えない素晴らしいハー
モニー(混声)を堪能して来ました。彼女の姿もシッカリ捉えて。
オリジナル曲の間に、カーペンターズの楽曲も数曲は入る1~3部構成。
1部は濃いブルーのロングドレス、男性はタキシード。2部はカラフルな
トレーナー全員。3部は上下黒のシャツ(ブラウス)とズボン。
リコーダー、ピアニカ、座敷太鼓が時折加わって、演出もなかなか。
昨日、今日って、生演奏に関わる日でした。滅多にない経験です。
全くの家内でしたらま~ず関われないイベント。好奇心から始まった外国語
からつながる様々です。
次の金曜日は、高先生中国語クラスの忘年会です。去年から続いているクラス
なのに、全員お名前を知らないお互いってお聞きして、この4月から入った
あたくしが、ここで一肌脱ぎました。名簿を作り各人へ差し上げて、ついでに
先生も喜んで参加のご意志を示されたので、忘年会の手配まで。
自発的に何かに関わる事から楽しみが生まれるって思う性分です。待ちの姿勢
はありません。積極的に関わるか、無関係でいるか、どちらかですねぇ。
どっちつかずという選択肢はあたくしにはないのです。
アッ、ネパール語もグルジア語も文法は日本語に近いそうです。
グルジア語はアラビア語に近いって。フムフムなるほど~、次はこれもかな?
でも、グルジア語はもう端からつっかかる難儀な発音でした。言えな~い!
出向きました。
「先生は何をなさいますか?」
「私は売ってます」
日本語の売買(ばいばい)のように、売買(マイマイ)。けれど大きく違う
イントネーションです。売る方は、4声(上から下へ落ちます)買う方の
マイは、3声(下がって上がります)です。音が違えば、意味が変わります
から、逆の意味ではしっかりと言わなければならないのです。これが難儀な
言語です中国語は。
リニューアルされた建物。
入り口の案内で5階へどうぞって。向かった先はかなり大きいホール。
壇上で日本語でスピーチの外国人。各階のインフォメーションで、やっと
我が先生のブースへ辿り着きました。各国の料理(フランス・ペルー・
イラン・ネパール・インド・ブラジル・中国等)、お馴染みの料理もありま
した。何種類かのそれを買って、ご一緒したヨウコサンと臨時食堂になった
お部屋で各国料理を食べる事に。昼食時間でしたし。
次々入ってくる人達は、言葉も肌の色も違って。同じテーブルについた4人
は、ネパール・グルジア・ドイツ・日本人。この場の公用語は日本語。
なんだか奇妙な感覚です。ネパール女性は来日7ヶ月でも、流暢な日本語で
す。お隣りに座る愛らしいお顔の女の子はグルジア出身。奇しくも2人とも
妊婦さん。ドイツ出身の男性も、流暢な日本語です。
この国際交流会は、週5日も日本語教室を開いていて、日本語を教えている
そうです。第3土曜日は和室でお茶会。様々な国の人達の交流の場になって
いるそうです。「ぜひ来て下さい」と彼女達は言います。運営はボランティア。
高先生も、外国語を学ぶなら、少なくても週2回は勉強する機会があった方が
いいって、おっしゃいます。
意欲がなければ、どんなに恵まれた環境でも、モノにすることは出来ませんが、
この難しい日本語、彼女達は丁寧語や敬語、文字の多さ(ひらがな・カタカナ
漢字)に悩まされながらも、この地で生きる決心をしているのでしょう。
真剣にお勉強しているのが感じ取れました。
買ってきたヤキソバを見て、グルジア人は「食べられない」って言います。
豚肉が入ってるからって。
「イスラム?」
「ハイ」
ネパール人は、
「牛肉が入ってたらは食べられません」
「あなたはヒンドゥ?エキスもいけないのよね?」
「ハイ」
宗教が日々の生活にも密着している彼等です。初めてイスラム、ヒンドゥ教
の人に接しました。何でもありの日本人には理解しがたい彼等の宗教です。
毎年新年は神社に祈願。地元の神社仏閣の祭りに関わります。
結婚はキリスト教、赤ちゃんが生まれれば、七・五・三まで神社。家族の誰
かが身罷ると、「エッ、ウチの宗派は何?」葬儀は大体仏教。クリスマスを
祝い、ハロウィンから感謝祭まで、アーメン。
ああ、なんとイージーな関わりでしょう。あたくしの友人に至っては
「ラマダンを経験しちゃったわ~~!」
ってご満悦なんて、けしからんオナゴまでいるのです。事ほど左様にお祭り
にしてしまう節操亡き我等日本人ですから、
生まれついてから固有の宗教の中で生きてきた人々には、日本人てなんじゃ?
でしょうね~。
そろそろ引き上げましょうの段になって、見かけた若者一団。
「エイサー?」
「はい」
「エー、どこで演ってたの~?もう終わり?是非見たいわあ。だって、お役が
あって、持ち場を離れられない人達もいっぱいよ。もう一度演ってもらえない?」
フフフ、会場運営の方が色々当たって下さって、再演。演舞するには狭い空間
ですが、大きな太鼓に、小さな太鼓、三線(さんしん)、そして舞。
エイサーは沖縄(琉球)の伝統芸能です。太鼓の音が勇ましい彼等の精神を
表現します。踊り手はたおやかです。
あたくしの申し出が通って、演舞する若者と、そこに居並ぶ人達はしばしお互い
にエイサーを楽しみました。
イベントの係りの方は何やら勘違いをされたようで、あたくしは急遽彼等のマネ
ージャーのように見られました。彼等は桜美林大学の学生でした。あたくしとは
無関係の若者です。
「又、いつかお会いしましょうね。今日はありがとう」
でも、それはそれでお互いに幸せな時を過ごせたのですから、嬉しい勘違い。
・・・何でも言ってみるものです楽しい事は。
ヨウコサンが
「しかし、すごいわね~。行動的ねぇ」
「うん、心の中でぐじゃぐじゃ考えてばっかりいないで行動に移さなきゃね。
自分がすることがすっごく間違ってないって思えば、行動よ」
「そうなんだけどね~」
帰りの電車で、お嬢さんが上海勤務のご主人について滞在2年。
かの地で帝王切開出産話。
18日から1週間、お孫さんに会いに行かれるヨウコサン。
子どもが覚える中国語のCDの話。
「簡単なフレーズなんだけどいいのよ」
「是非、覚えて教えて~」
「いいわよ」
すぐ彼女は下車です。
「どこへ行こうかな~」
「ドライブ?」
「うん」
下車駅近くの駐車場へ愛車を駐車。
「では、来週。下星期見。再見」
「再見!」
何やら忙しかった今週でした。いつも家内をしているあたくしですから、
浮世のお付き合いはなかなか大変です。夕方までおこたで午睡。
整理した外国語は、又リニューアルです。
フリー英会話はもう行けません。その日は夕方5時までベアチャンの
スペイン語の復活になりそうなので。週の後半は、外国語漬けです。
出来ればその数を増やしたいあたくしですから、もっと時間が欲しい~!
昨日土曜日は、SONGちゃん(中国語先生)所属の町田市民合唱団29回
演奏会なる催しに出かけて、趣味のグループとは思えない素晴らしいハー
モニー(混声)を堪能して来ました。彼女の姿もシッカリ捉えて。
オリジナル曲の間に、カーペンターズの楽曲も数曲は入る1~3部構成。
1部は濃いブルーのロングドレス、男性はタキシード。2部はカラフルな
トレーナー全員。3部は上下黒のシャツ(ブラウス)とズボン。
リコーダー、ピアニカ、座敷太鼓が時折加わって、演出もなかなか。
昨日、今日って、生演奏に関わる日でした。滅多にない経験です。
全くの家内でしたらま~ず関われないイベント。好奇心から始まった外国語
からつながる様々です。
次の金曜日は、高先生中国語クラスの忘年会です。去年から続いているクラス
なのに、全員お名前を知らないお互いってお聞きして、この4月から入った
あたくしが、ここで一肌脱ぎました。名簿を作り各人へ差し上げて、ついでに
先生も喜んで参加のご意志を示されたので、忘年会の手配まで。
自発的に何かに関わる事から楽しみが生まれるって思う性分です。待ちの姿勢
はありません。積極的に関わるか、無関係でいるか、どちらかですねぇ。
どっちつかずという選択肢はあたくしにはないのです。
アッ、ネパール語もグルジア語も文法は日本語に近いそうです。
グルジア語はアラビア語に近いって。フムフムなるほど~、次はこれもかな?
でも、グルジア語はもう端からつっかかる難儀な発音でした。言えな~い!