冷え込みが続いていたが、連休明けから気温も上昇を始め、ここ数日は最高気温が10度を越えるようになった。ようやく春らしくなった模様だ。こうなってくると気がかりとなるのがスイセン、何せ村を代表するような花であり、観光資源としてのスイセン畑も存在する。気がかりなので少し覗いてみた。例年だと1月が満開期、しかしながら今冬はイレギュラーで、以前にもレポートしたかと思うが、チラホラ咲きだったのだ。
スイセンは冬場の花、基本的に耐寒性は高いかと思う。冷え込みの今冬とあっても、左程の開化のズレは無いだろうと楽観していた。年にもよるが、早ければ年末で満開、遅くとも1月には全般の開化となるのが通例だ。今冬のように3月を迎える頃に満開となるのは異変に近い。
例年に無い積雪量やスイセンの遅咲きなど、どうも某かの異常事態のようで気がかりだ。天変地異の前触れで無ければよろしいのだが。多少の不安を抱えていると、まるで心中を見透かしたかのように火災保険の期間満了の警告が来た。子狸が加入してるのは火災のみ、地震の特約は無い。東南海地震の発生はほぼ間違いなく近年中だとか聞くのに。
さて季節は本日より弥生3月、村のスイセンも遅まきながらの満開のようです。現場は奉建塔の手前、耕作放棄地を活用してのスイセンの植え込みです。越前海岸のように大量ではありませんが、それなりに開化しています。時間が許せば是非にお訪ねを。車の駐車は、「道の駅ちはやあかさか」に。現場までは徒歩で10分弱程度の距離でしょうか。
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