天使ちゃんの熱が下がらないので、お母さんが天使ちゃんを病院へ連れて行きました。
しかし、お医者さんは
『カゼをひいた子供さんはどこにいるの?』
『ここにいますけれど。』
『ゴホン、ゴホンとセキは聞こえるけれど、どこにいるのか見えないね。』
天使ちゃんは、私のお母さん以外の大人の人には見えないのです。
仕方がないので、帰ってきて、また私のふとんの中で寝ました。
『ただいま、天使ちゃんはカゼが治ったの?』
『それがね、お医者さんには天使ちゃんが見えないので、そのままおうちに帰ってきて寝ているのよ。』
『そうなの? 大人の人には天使ちゃんが見えないの? お母さんは天使ちゃんが見えるでしょ。』
『ええ、見えるわよ。』
『お母さんは特別なのかなぁ?』
『そうかも知れないわね。』
しかし、お医者さんは
『カゼをひいた子供さんはどこにいるの?』
『ここにいますけれど。』
『ゴホン、ゴホンとセキは聞こえるけれど、どこにいるのか見えないね。』
天使ちゃんは、私のお母さん以外の大人の人には見えないのです。
仕方がないので、帰ってきて、また私のふとんの中で寝ました。
『ただいま、天使ちゃんはカゼが治ったの?』
『それがね、お医者さんには天使ちゃんが見えないので、そのままおうちに帰ってきて寝ているのよ。』
『そうなの? 大人の人には天使ちゃんが見えないの? お母さんは天使ちゃんが見えるでしょ。』
『ええ、見えるわよ。』
『お母さんは特別なのかなぁ?』
『そうかも知れないわね。』