僕はどっちかな?(2)

2016-09-18 09:25:01 | 童話
そして、お店から出てきた時に僕はお昼寝から目がさめました。
僕がタロウに『ワン』と言うと、タロウも『ワン』と言ったので、僕は夢の中と違うなぁと思いました。

ある日、僕は寝そべっているタロウに寄り掛かってお昼寝をしました。
そして、僕は体が重たくて目がさめると、タロウが僕に寄り掛かっていたので、僕は『ワン』と言いました。するとタロウが『なぁに?』と言いました。

あれっ、前の夢の時と同じだなぁ、と思いました。
タロウが『何して遊ぶ?』と言ったので、『今日は駆けっこをしようよ。』と言いたかったが『ワンワンワン』と言いました。

また夢の中と同じだと思いました。
そして、僕とタロウは公園へ行き、駆けっこをしました。
タロウが『早くおいでよ。』と言ったので、僕は『ワンワン』といってタロウを追いかけました。
近所のおばさんが『二人とも元気ね。』と言ったので、僕は『ワンワンワン』と言いましたが、タロウは『そうだよ、二人とも元気だよ。』と言いました。

僕は夢の中ではないのに変だなぁと思いました。