犬の社長(2)

2015-12-04 21:51:06 | 童話
その夜も、僕はトラックで配達が終わった朝に目がさめました。

僕は毎朝、犬を連れて散歩に行きます。

散歩の時に、僕の犬は向うから来た犬や猫とお話しをします。

食べ物や家の話をしているのかなあ?
みんなの意見を聞いているのかなあ?

散歩している時にペットショップの前でトラックが止まって、荷物を下ろしていました。
その荷物を下ろしている人は、夢の中で一緒にトラックを運転している人です。

『君はもう配達が終わったのかい? 私はまだ荷物が一杯で終わっていないんだ。』

僕は、もう夢の中ではないのにおかしいなぁと思いました。

すると、僕の犬が
『あの人は夢の中で荷物を運ぶのが終わらなかったんだよ。』
と言いました。


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