このほんわか村は赤道近くにあり、寒くはありませんが夏は大変暑いのですが、みんな元気で楽しく暮らしています。
毎日、夕方になると夕立でシャワーのような雨が降りまず。
雨が降るとゾウさんやキリンさんやカバさんのように大きな動物の背中を、チンパンジーさんとミーアキャットさんが洗ってあげ、小さな動物達はお互いに体を洗ってあげます。
しかし、ナマケモノさんは体を洗いません。どうしてでしょうか。
夕立が終るとまた太陽が現われて、動物達を乾かします。
そして、太陽が沈むとそれぞれ自分達の家でグッスリと寝ます。
ほんわか村で困った事がおきた時はみんなで相談して決めます。
暑くて風の強い日に村の森で山火事が発生しそうな時は、森の木に水をかける事にしましたが、その担当はゾウさんに頼みました。
ある日、ミーアキャットさんのお父さんとお母さんが森へ果物を探し行っている時に、ミーアキャットさんの赤ちゃんが居なくなりました。
ミーアキャットさんのお父さんとお母さんが探していると、チンパンジーさんは人間が赤ちゃんを連れて行ってしまったと教えてくれたので、みんなで赤ちゃんを探す事にしました。
キリンさんが長い首で探して歩き、その後をゾウさんがミーアキャットさんのお父さんとお母さんとカピバラさんとチンパンジーさんを背中に乗せて行きました。
やがて、キリンさんが赤ちゃんを連れた人間を見つけて、ゾウさんが人間に向って鼻から水を勢いよく吹き掛けて、赤ちゃんを取り返しました。
ミーアキャットさんのお父さんとお母さんは大変喜びましたが、また人間が来るかも知れないので、村のみんなで相談をしました。
いろいろな意見が出ましたが、ナマケモノさんの意見をみんなが賛成したので決めました。それは、村の入口に高い塀を作る事でした。
まず、ゾウさんが森から枯れて倒れた大木を持ってきて順番に立てました。その木をチンパンジーさんが森から持ってきたつる草で結び、最後に入口に大きな看板を取り付けました。その看板には
『ここは動物のほんわか村です。人間は入らないで下さい。』
と書きました。
ある日人間がやってきて、動物全員と相談をしました。ほんわか村の森は手入れがされていないので、木が倒れたままになっていたり、草が生い茂っている場所が多く、果物があまり多く取れていません。
それを人間が手入れをして果物の木を植える場所と、動物たちの大好きな野菜を植える場所を作るのです。
そして収穫できた果物や野菜を動物たちと人間とで半分ずつにするという計画でした。
しかし動物たちは、森の木は大切なので切っては困ると言い、人間も自然は大切なのでそのままにしておき、使えなくなっている所だけを手入れするということで、動物達と人間とが約束しました。
そして手入れした場所に
『ここは、ほんわか村の農場で、動物と人間とが自然を大切にする農場です。お互いに自然を大切にすることを約束します。』
と書いた看板を立てました。
そして、今も動物達と人間が約束を守りながら農場を大切にしています。
おしまい
毎日、夕方になると夕立でシャワーのような雨が降りまず。
雨が降るとゾウさんやキリンさんやカバさんのように大きな動物の背中を、チンパンジーさんとミーアキャットさんが洗ってあげ、小さな動物達はお互いに体を洗ってあげます。
しかし、ナマケモノさんは体を洗いません。どうしてでしょうか。
夕立が終るとまた太陽が現われて、動物達を乾かします。
そして、太陽が沈むとそれぞれ自分達の家でグッスリと寝ます。
ほんわか村で困った事がおきた時はみんなで相談して決めます。
暑くて風の強い日に村の森で山火事が発生しそうな時は、森の木に水をかける事にしましたが、その担当はゾウさんに頼みました。
ある日、ミーアキャットさんのお父さんとお母さんが森へ果物を探し行っている時に、ミーアキャットさんの赤ちゃんが居なくなりました。
ミーアキャットさんのお父さんとお母さんが探していると、チンパンジーさんは人間が赤ちゃんを連れて行ってしまったと教えてくれたので、みんなで赤ちゃんを探す事にしました。
キリンさんが長い首で探して歩き、その後をゾウさんがミーアキャットさんのお父さんとお母さんとカピバラさんとチンパンジーさんを背中に乗せて行きました。
やがて、キリンさんが赤ちゃんを連れた人間を見つけて、ゾウさんが人間に向って鼻から水を勢いよく吹き掛けて、赤ちゃんを取り返しました。
ミーアキャットさんのお父さんとお母さんは大変喜びましたが、また人間が来るかも知れないので、村のみんなで相談をしました。
いろいろな意見が出ましたが、ナマケモノさんの意見をみんなが賛成したので決めました。それは、村の入口に高い塀を作る事でした。
まず、ゾウさんが森から枯れて倒れた大木を持ってきて順番に立てました。その木をチンパンジーさんが森から持ってきたつる草で結び、最後に入口に大きな看板を取り付けました。その看板には
『ここは動物のほんわか村です。人間は入らないで下さい。』
と書きました。
ある日人間がやってきて、動物全員と相談をしました。ほんわか村の森は手入れがされていないので、木が倒れたままになっていたり、草が生い茂っている場所が多く、果物があまり多く取れていません。
それを人間が手入れをして果物の木を植える場所と、動物たちの大好きな野菜を植える場所を作るのです。
そして収穫できた果物や野菜を動物たちと人間とで半分ずつにするという計画でした。
しかし動物たちは、森の木は大切なので切っては困ると言い、人間も自然は大切なのでそのままにしておき、使えなくなっている所だけを手入れするということで、動物達と人間とが約束しました。
そして手入れした場所に
『ここは、ほんわか村の農場で、動物と人間とが自然を大切にする農場です。お互いに自然を大切にすることを約束します。』
と書いた看板を立てました。
そして、今も動物達と人間が約束を守りながら農場を大切にしています。
おしまい
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