やっかいな歯医者通い②

長年のズボラな歯磨きのせいでなってしまったコナンの歯肉炎を治すべく、
歯医者に行ってきました。

何回かに分けて、歯の掃除をすることになって、今日はその１回目。

コナンは相変わらず、ライトがまぶしいと両手でライトを隠すので
「ライトがないと、歯のお掃除が出来ひん。目を閉じなさい」
と注意したのですが、目を閉じるのは嫌なようで、視線を横にズラしたコナン。

あまりに強力にこびりついた歯石を取るため、電動ハブラシを使うべく、
衛生士さんがスィッチを入れた途端。
『イヤだぁ　死ぬぅ～』
と喚いて暴れ出しました。
「ドリルで歯を削るなんてイヤだぁぁぁぁっ」

ま、確かにね　ドリルと形が似てました

他の診察台に未就学児が大人しく治療を受けている中で、一人暴れる小学生
みんなの視線が集まる中、衛生士さんとワタクシがコナンをなだめます。
「コナン　落ち着けっ　今日は治療ちゃうでっ」とワタクシ。
「これから、ちゃんと説明するから、話を聞いて」と衛生士さん。
そんなワタクシたちの声など届かないくらいに喚き暴れるコナン
飛び起きたコナンをワタクシが制止して、衛生士さんが掃除の説明を始めました。

「これから、歯のお掃除をします。今日は治療はしません
これは、電動ハブラシ。ドリルと形は似てるけど、違うものです。これで歯をキレイにするの
キミの歯はとっても汚いから、これでお掃除するしかないの
ハブラシやけど、磨いている途中に動いたり、手で払いのけたりしたら、お口の中を
ケガするから、決して動かないで　じっとしていれば、すぐに終わります」
と衛生士さんは事細かに説明してくれました。

まだ、半信半疑で信用していないコナンに
「まずは、やってもらってみぃ。文句はそれからや」
と有無を言わせない迫力で（笑）　診察台に寝かせ、手を握ったハハです
そして、暴れそうになるコナンを抑え、落ち着くようにトントン叩き、
歯の掃除は進んで行きました。

半分終わったところで、うがいをしたコナン。
『あれ　歯がツルツルしてる』

そこで、ちょっと信用したようで、最初の頃よりは動かずに掃除をしてもらっていました。

掃除が終わった頃には、コナンより疲れていたワタクシ
衛生士さんに「お母さん、お疲れ様」と労をねぎらわれました

歯医者を出たコナン、
『なんで、ボクだけこんな目に・・・』
とホザきやがるので、
「コナンが歯磨きせんとサボるからやろっ」
と突っ込んだハハでございます

まだ、しばらく続く歯医者通い・・・。
ワタクシ、無事、持ちこたえられるでしょうか








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