☆ こにゃんこのケセラセラな毎日 ☆

人生なんてケセラセラ
♪なるようになるさ 先のことなど分からない♪

こっちの方が楽しい♪ *-* 中学就学活動⑤ *-*

2010年09月28日 | コナン
今日は、学区外の中学の支援学級へコナンを連れて、体験入学に行ってきました。

コナンが、学区内の中学ではなく、学区外の中学への入学をなぜか希望するので、
百聞は一見にしかず、ってことで、お願いして体験入学させてもらうことにしました。

小学校にコナンを迎えに行き、中学校へ

中学校に着くと、知的学級の先生が「Tちゃんが驚くと思うので、知的学級でお待ちください。」
とおっしゃいます。
Tちゃんと言うのは、情緒学級在籍の女の子で、人見知りが大変激しく、知らない人がいると
緊張して何も出来なくなってしまう子です。
それは、前回、参観させてもらった時に、よぉ~く分かったことですが、
もし、コナンがこちらのクラスでお世話になることになれば、そんなことも言ってられず、
慣れてもらわなくてもなりません。
なのに・・・ コナンが体験入学に来ること、もしかして、知らない

休み時間が終わっても、情緒学級に呼ばれません
しばらくすると、知的学級の先生に「ほんとに、今日ってお約束されたんですか?」と聞かれる始末
「2時間目の授業って聞いて、来たんですけど?」と答えると、職員室に電話され、確認を取ると
「今日は、時間割変更になって、(情緒学級担任の)N先生、3年の理科を教えに行ってます。
体験入学は無理なので、見学ってことで
と言って、ワタクシたちを情緒学級に案内すると、教室の後ろに椅子を2つ置いて、「どうぞ」
と座るのを勧めると、サッサと戻って行かれました。

あっけにとられたワタクシ。
見ると、国語の教科担任の先生が、Tちゃんと国語の授業を淡々とこなしています。

段々、フツフツと怒りが湧いてきました
ちょっとっ どーゆーことっ 1か月も前から、体験入学をお願いしておいたのに、この扱い
コナン、今日の体験入学、とっても楽しみにして来たんだけどっ
ワタクシ、わざわざ仕事休んでまで来たんですけどっ

えぇ、えぇ、ワタクシ、プッツンと来てしまいました。

怖がりのTちゃんの前で大声出すわけにもいかず、低い小さいな声でコナンに
「今日、体験入学出来ひんのやて。見学やって。もう、帰るで」と言うと
『ううん。ボク、見てく。』と言うので そのまま、座って見学していました。

しかし、ワタクシの怒りは収まらず、紙に、
「体験入学をお願いしたのに、見学ってどういうことですか
という内容の意見書なるものをつらつらと書きつづり始めました。
それを、教室にバンと置いて、とっとと退散しようと思ったのです。

が、書き終えて、ハタと思いました。
「小学校側にこのこと、確認してへんな。もしかしたら、小学校側も了承してることかもしれん。
まずは、小学校側に確認取ってからしないと・・・。
この怒りが空回りしてたものやったら、後で恥かくやん
就学活動は、個人で動いてはいけないことになっていて、全部、学校を通してからになっています。
段取りも小学校側と中学校側でして、ワタクシの方に回ってきたので、もしかすると
ワタクシだけが知らない話かも・・・と思ったワケです。
それはそれで、また別に腹の立つ話ですが・・・。

コナンに教室で待つように言い、廊下に出ると、小学校に電話して、コーディネーターのH先生を呼び出してもらいました。

H先生に、この状況を説明するとビックリされて、
「ありえないです ちゃんと学校同士で体験入学という話になってますから。
今から、中学校側に聞いてみますので、そのまま、お待ちください。」
と言われました。

で、教室に戻ると、しばらくして、校長と教頭がやってきました。
「こちらの手違いで、誠に申し訳ありません」とお詫びされ、
「今日は、体験入学ということで伺ったのに、見学なんてどうなってるんですか」と訴えると
「もし、よろしければ、3時間目は交流学級で道徳の授業を受けるので
ご一緒にどうですか?」と校長。
支援学級の体験入学に来たのに、交流学級の体験入学をしてどーする しかも、中2の道徳
「他の教科ならまだしも、道徳じゃちょっとコナンには・・・」と言うと、
「分かりました。ちょっと検討させていただきますので、しばらくお待ちを・・・」と校長。

その間、教頭が、国語の教科担任に「今日は、体験入学で来られたので、仲間に入れてあげてください。」
とTちゃんの隣の机にコナンを座られていました。
もう、あと10分で、2時間目終わっちゃうけどね
ビックリしたのは、国語の先生。そりゃそうだ、何も知らなかったのに、いきなり体験入学とは
とまどいながらも、コナンに漢字の問題などを出して、対応してくださいました。
コナン、嬉しそうに漢字の問題に取り組んでいました。

もぉ、ひっちゃかめっちゃか

2時間目が終わる頃に、校長がやって来て、
「急遽、理科の授業に変更しましたので、いかがでしょう?」
2時間目で終わらせて、他に用事を済ませたかったのに・・・
そうも言ってられません。中学校側も誠意を見せてくださったんですから、有り難く、理科の授業を受けることにしました。

後から聞いた話ですが、校長も教頭もコナンがちゃんと体験入学をしていると思っていたらしいです。
まさか、N先生が3年の理科の授業に行ってるとは思ったなかったみたいで・・・と
コーディネーターのH先生から説明を受けました。
なんじゃ、そりゃ

で、3時間目になるとN先生が見えて「いやぁ どうもすみません」と軽くおっしゃり
「3時間目、理科に変更しましたし じゃ、理科室に行きましょう
とTちゃんとコナンを理科室に連れていきました。

実験大好きコナンのテンションは
突然の来訪者に未だキンチョーが溶けないTちゃんの横で
「女の子と一緒に、授業 わぁ~い」と喜んでいました。
クラスの女子から総スカン食らってるもんね Tちゃんみたいに大人しい子だとそりゃ嬉しかろうよ

理科室では、顕微鏡で微生物を見たり、レモン電池の実験をしたりしました。

時間が経つにつれ、完全にではなくても、Tちゃんの緊張も幾分ほぐれ、N先生は心配してらしたけれども
2人での授業はなごやかに進んで行きました。

これは、これで、アリかな?と思って見ていました。

コナンはノリノリで、授業に積極的に取り組み、3時間目はあっという間に過ぎていきました。

3時間目が終わると、校長と教頭が挨拶に来られ、ワタクシ、お礼を言って中学校を後にしました。

コナンは「理科の授業、楽しかったなぁ やっぱり、中学、ここがいいな」と言っていました。
いやいや 今日はコナンのための特別授業で、いつもは机に向かって学習なんやで~

小学校にコナンを送っていくと 校門でコーディネーターのH先生と教頭が待っていました。
よっぽど、電話でのワタクシの剣幕がすごかったんやな
H先生と教頭に、今日の報告と、中学校側に連絡してくれたことにお礼を述べて、コナンを預けて小学校を後にしました。

そして、この後、学区内の中学校に行きました。

ワタクシの就学活動はまだ続く・・・








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