針のムシロ

今日は、夫の実家に行ってきました

先日の祖父母参観の時に、子供たち（おそらく、ジナン）が何かやらかしたみたいなんで、行きたくない
って言うのが本音でしたが、用事があって、行かないわけにはいかず、気乗りしないまま、出かけました。

行ったら舅さま、調子が悪い、と寝室に横になっているそうで、しめしめと思っていたら、
舅さま、ワタクシたちが来ていることに気づくと、リビングにわざわざ出てきてくれました

そのまま、やりすごそうと思ったのですが、舅さまから、祖父母参観の話を聞かされました。
やっぱり、ジナンの授業態度についてでした

ジナンのクラスでは、班ごとに前に出て、本読みをしたそうです。
ちょっとした芝居ごっこみたいになっていて、みんなでお揃いの紙で作った帽子をかぶって前に出なきゃいけないのに
ジナン１人、かぶって出なかったそうで、班のコが探してジナンに帽子をかぶせてくれたそうです。
つまり、ジナン、自分の帽子がどこにあるか、分かっていなかったんですね

本読みは、他のコが読んでる間は、本を見ることもなく、関係ない方を見ていたり、あくびを連発
自分の番になって、本を読んだものの、声が小さくて何を言っているか分からなかったそうです

出番が終わり、席に戻ったジナンは、先生の話を聞くこともなく、帽子を作る時に使ったカラーテープで
ず～っと遊んでいたらしいです。
先生に手遊びを注意されても、止めることはなく、授業が終わるまで、ずっと一人遊びをしていたジナン
席にいる間も、あくび三昧だったそうです

挙句、参観していた、クラスメートのおばあちゃんに、
「授業中は先生の話を聞く　発表の時は大きな声で本を読みなさい」
と叱咤されたんだとか・・・

所謂、お利口さんで出来るコの子育てしかしてこなかった、舅さま、姑さまにとって
この参観が、どれだけ、衝撃的で、呆れて、身の置き所のなかったものか、ご理解いただけます？

そして、ジナンは、授業終了のベルと共に、教室から出て行って、遊びに行ってしまったらしい・・・

「色々あったけど、授業中、先生の話を聞かない、あの態度はないわ」と舅さま
「毎日、音読と九九はさせな、あかんで」と姑さま
「宿題になってるから、毎日させてますよ。」とかろうじて口答えする嫁のワタクシ。
「あんな小さい声じゃ、音読してるなんて言われへんわ」と姑さまに言われて、黙るワタクシ。
「あの授業態度では、授業内容、特に算数なんて、理解出来るわけがないやろ。」と更にたたみかける舅さま。
「授業中、あくび三昧で、ちゃんと早く寝せてるんか」と言われ・・・

ワタクシ、針のムシロ・・・

リビングの真ん中に座っていたジナンも、身の置き所がなくなってきたのか、段々後ずさりして、
気が付けば、リビングの隅の方に座ってモジモジ・・・。
ジナンでも、身の置き所がなくなることもあるんやなぁ　って、笑ってるバアイぢゃ、なぁ～いっ

「おまけに、この子、上靴、履いてへんのよ。教室に上靴が転がっていたわ。」と姑さま。
先生に言われて、新しい上靴を買って持たせたのに、ジナン、学校では上靴を履いていないんです
「あれでは、授業についていけなくなるから、九九の表とか、机の前に貼らせて、毎日言わせなさい。」
等々、学習方法を色々伝授してくれる姑さま。
聞きながら、「フツーのコの学習方法って、ジナンには向かないんだよぉ」と心の中で
つぶやいていたワタクシ・・・。

その他、あれこれ言われましたが、ワタクシ、返答しようがなく、半笑い状態で聞いていました。

ジナンめ　あれほど、祖父母参観では、真面目に授業を受けるように言っておいたのに、
いつも通りにしてたんか
ま、それが出来るようなジナンなら、ワタクシもここまで苦労してない

何を言っても、「はぁ」しか言わない、嫁のワタクシに呆れて、舅さま、自室に戻ってしまわれました。

ちなみに、コナンは、ちゃんと授業を受けていたそうです。
そのコナンだって、小２の時は、離席が多くて、姑さまから散々お小言、いただきました。
喉元過ぎれば、じゃないけど、そんな昔の話はお忘れですか～？姑さま。
（その当時は、舅さまはまだ現役で働いていたので、参観していません。）

まー、ワタクシ、放任主義っちゃ、聞こえはいいですが、ほったらかしですからね、コナン＆ジナン。
しつけが行き届いていないのは事実です。
コナン＆ジナンに育てにくさがあるのも事実ですが、ほったらかししている以上、言い訳できません
針のムシロに座っておりました。
舅さま、姑さまにしてみれば、お小言も右から左の食えない嫁、って感じだったでしょう
はっはっは～








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