ワタクシが、「世の中にこんなに美味しいモノがあったなんてっ
」と思ったものの一つ。

山吹まんじゅうです
秋田の物も有名みたいですが、こちらは、山形県は酒田の山吹まんじゅうです
あれは、ワタクシが10代の頃。
1人で祖母のうちに遊びに行った日。
祖母が「こにゃんこ、食べるか?」と箱を差しだしたのが、この、おまんじゅう。
一口食べて、「美味し~い

」と、一気に4個も食べました。
あんこが絶妙
ほどよい甘さで、後を引く美味しさ
祖母が「オラは食べねさけ。オメ、食え。」と言われるままに、4個も食べた遠慮を知らないワタクシ
いや
普段は遠慮するんですよ。でも、遠慮するのを忘れるくらい、美味しかったんです
あまりの美味しさに、祖母に、「このおまんじゅう、なんて言うの?」と聞いたら
「葬式まんじゅう」と言われました。
酒田出身の祖母が、身内の葬式に参列してもらってきたのが、このおまんじゅうだったのです。
それから、ず~っと、ワタクシの口に入ることはなかった、このおまんじゅう。
母に葬式まんじゅうのことを尋ねると「知らないわ、そんなの。」とそっけなかった
伯母たちに聞いても、「葬式まんじゅう?そんなの、色々あるわよ。」と言われました。
おまけに、肝心の祖母に、葬式まんじゅうのことを聞いても
「オラ、オメにそんなモン、食べさしたけ?」と言われる始末・・・
あの時、祖母に差しだされて4個食べといて良かった
と思うくらい、その後、出会うこともなく
ワタクシには幻のおまんじゅうとなりました。
それから20年以上経って、母が法事で酒田に行く、と言うので、
「幻の、あの、葬式まんじゅうが食べたい
」と懇願し、色、形、大きさなどを身振り手振りを交えて
熱く語り、その、ワタクシの情熱に母はドン引き気味に、親戚に聞いたら・・・あった
なんと言っても、「葬式まんじゅう」としか知らないわけですから
おまんじゅうの正式名称が分からない
でも、やっぱり、地元の人には、ピン
ときたようで、母を和菓子屋さんに連れていってくれたのでした。
20年以上経って、夢にまで見た、葬式まんじゅう
母に「アンタが言ってたの、これかどうか分かんないけど・・・」と言われた箱を開けた時の
あの、喜び


涙が出そうなほど、嬉しかったです
で、食べたら、やっぱり美味しかった
狂喜乱舞状態、コーフン気味に夫にあげたら「オレにはちょっと甘いな
」と言われました
ワタクシがあまりにも、幻の葬式まんじゅうの話をしていたもので、夫の中でかな~り期待が高かったのかも
確かに、この時のおまんじゅうは、ちょっと甘めでした
で、今までの体験で「葬式まんじゅう」では、手に入らない、と知ったワタクシは、箱の裏に貼ってある
シールを見てみました。
そこに、山吹まんじゅうと書かれていたのです。
ワタクシ、頭にインプットいたしました
今回、母がまた、酒田に法事で行く、というので、お土産何がいい?と聞かれ
「山吹まんじゅう
」と即答したワタクシ。
で、本日、手元に届いた次第です
前回とは、違うところの山吹まんじゅう。
前の所より、大きかった。でもって、甘さ抑えめ
20年前のワタクシなら、4個は食べれたでしょう。でも、今のワタクシには、1個がちょうど良い
ジナンは、全部食べきれませんでした
法事なんて、そうそう機会ないんで、これが食べ納めになるかも~
と思いつつ、
ワタクシにとっては、思い出の、幻の葬式まんじゅうを味わっていただきました
やっぱり、ワタクシには、『山吹まんじゅう』と言うより、『葬式まんじゅう』なんだなっ






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山吹まんじゅうです

秋田の物も有名みたいですが、こちらは、山形県は酒田の山吹まんじゅうです

あれは、ワタクシが10代の頃。
1人で祖母のうちに遊びに行った日。
祖母が「こにゃんこ、食べるか?」と箱を差しだしたのが、この、おまんじゅう。
一口食べて、「美味し~い



あんこが絶妙


祖母が「オラは食べねさけ。オメ、食え。」と言われるままに、4個も食べた遠慮を知らないワタクシ

いや


あまりの美味しさに、祖母に、「このおまんじゅう、なんて言うの?」と聞いたら
「葬式まんじゅう」と言われました。
酒田出身の祖母が、身内の葬式に参列してもらってきたのが、このおまんじゅうだったのです。
それから、ず~っと、ワタクシの口に入ることはなかった、このおまんじゅう。
母に葬式まんじゅうのことを尋ねると「知らないわ、そんなの。」とそっけなかった

伯母たちに聞いても、「葬式まんじゅう?そんなの、色々あるわよ。」と言われました。
おまけに、肝心の祖母に、葬式まんじゅうのことを聞いても
「オラ、オメにそんなモン、食べさしたけ?」と言われる始末・・・

あの時、祖母に差しだされて4個食べといて良かった

ワタクシには幻のおまんじゅうとなりました。
それから20年以上経って、母が法事で酒田に行く、と言うので、
「幻の、あの、葬式まんじゅうが食べたい

熱く語り、その、ワタクシの情熱に母はドン引き気味に、親戚に聞いたら・・・あった

なんと言っても、「葬式まんじゅう」としか知らないわけですから

おまんじゅうの正式名称が分からない

でも、やっぱり、地元の人には、ピン

20年以上経って、夢にまで見た、葬式まんじゅう

母に「アンタが言ってたの、これかどうか分かんないけど・・・」と言われた箱を開けた時の
あの、喜び



涙が出そうなほど、嬉しかったです

で、食べたら、やっぱり美味しかった

狂喜乱舞状態、コーフン気味に夫にあげたら「オレにはちょっと甘いな


ワタクシがあまりにも、幻の葬式まんじゅうの話をしていたもので、夫の中でかな~り期待が高かったのかも

確かに、この時のおまんじゅうは、ちょっと甘めでした

で、今までの体験で「葬式まんじゅう」では、手に入らない、と知ったワタクシは、箱の裏に貼ってある
シールを見てみました。
そこに、山吹まんじゅうと書かれていたのです。
ワタクシ、頭にインプットいたしました

今回、母がまた、酒田に法事で行く、というので、お土産何がいい?と聞かれ
「山吹まんじゅう


で、本日、手元に届いた次第です

前回とは、違うところの山吹まんじゅう。
前の所より、大きかった。でもって、甘さ抑えめ

20年前のワタクシなら、4個は食べれたでしょう。でも、今のワタクシには、1個がちょうど良い

ジナンは、全部食べきれませんでした

法事なんて、そうそう機会ないんで、これが食べ納めになるかも~

ワタクシにとっては、思い出の、幻の葬式まんじゅうを味わっていただきました

やっぱり、ワタクシには、『山吹まんじゅう』と言うより、『葬式まんじゅう』なんだなっ









