公星ハウジングのハムスターブログ

日々の出来事を綴っていきます!

ムンク展「共鳴する魂の叫び」に!

2018-11-23 15:47:21 | 日記
   東京都美術館で開催されている「ムンク展」
  に行ってきました。
   

   展示作品を見て、説明文を読み、音声ガイドを聞きながら、
  ムンクの生涯を、作品を通して覗いてきました。

   ムンク、5歳の時母を、14歳の時に姉を、
  ともに結核で亡くした悲しみ、死の恐れを、
  「病める子」「臨終の床」等で描いています。

   「ムンク事件」29歳の時ベルリンで個展を開きましたが、
  人々からの怒りや中傷を受け、攻撃され、
  一週間で打ち切りになりました。
  このスキャンダルによって、知名度が増し、
  有名になっていくムンク。(人生面白いですね)

   「叫び」は、一列に並び、歩きながら見るので、
  私は、2回並びました。(落ち着いて鑑賞したかった
  ムンクが叫んでいるのではなく、夕暮れの道を歩いていると、
  雲が血のように赤くなり、突然の幻聴、幻覚に、
  恐怖の叫びを聞き、手で両耳を塞ぎ、口を大きく開いて、
  懸命に不安と戦っている様子が、描かれているそうです。
  
   人妻や富豪の娘との恋。
  恋人との諍いで起きた銃の爆発により、指の一部を失うなどの、
  奔放な恋愛をしましたが、独身を貫いたムンク。
  作品にはその体験が生かされた傑作。
  「マドンナ」「愛の吸血鬼」等がありました。

   前半は、身内の死や、自らも死への恐れや、喪失感。
  繊細で感受性の強いムンクの内面が現れた暗い作品でしたが、
  年々明るい色彩を使った自然、人々の肖像画、自画像等の作品に。
  特に「太陽」は印象に残った作品です。

   館内は撮影禁止で撮ることはできませんでしたが、
  会場を出たところにムンク「叫び」のパネルがあり、
  その前で頬に手を当て、
  叫びのポーズで記念写真を撮る人も。
    

   100点の作品を見るのに目、頭、足も疲れましたが、
  来てよかったです。   
    
   会場を後にしたのが15時40分でしたが、
  入口ではまだ大勢の方が並んでいました。

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