47歳一刀貫の剣道挑戦記！～二十六本目！

いよいよ真夏となって参りまして、剣道の稽古も段々辛いことになって参りました。昨晩の稽古後、家に帰ってヘバっておりましたら、たまたま高校で三年間剣道部に所属した息子がおりまして。「こんな事を1年３６５日、しかも朝晩三年間やってたお前はすごいもんだのう」と申しましたら「いやたまにやるから辛いんだよ、毎日やってたらそうでもないし。大体稽古は夏より冬が辛いんだわ」と、平然とのたまわれました。ふうむなるほど、中々に深い言葉だな、と感じました。やはり「乗り越えた者」の言うことは、一味違います。

さて前回の記事では「ひかがみ」という事をご紹介させて頂きましたが。このひかがみを含め、改めて自分の姿勢が悪い事が気になっています。私体デカいんですが、猫背なんですよね・・・。細君が小さいもので話しをするだけで猫背になるんですが、この細君がまた猫背なもので、もう二人で腰を折るようにして話をして・・・ってそれは冗談ですが(笑。

両足の幅、左足かかと、ひかがみ、それに竹刀の持ち方、剣先の高さ、猫背にへっぴり腰・・・それと、体が捻れてる事にも気がつきました。鏡の前で構えてみたら、垂れの名前が正面ではなく左前を向いてました。左足が、正面を向かず左前を向いてるんですね。何せもうイチから全然ダメな気がしてきてなりません。また色々考えてやってみると、余計崩れてきてしまうよな気がします。「颯爽としているけれど隙のない構え、打ちこみ、足さばき・・・」。姿勢がしっかりしなければもちろん試合にも強くなれないし。それにむしろ試合に強くなる、というよりそういう部分をしっかりと精進して、恰好良い剣士になりたいなぁと思うです。恰好が悪いんじゃ、試合に勝てるようになったって意味が全然無いんです僕には。恰好良くなりたい。

剣道においての敵は、自分なのかもしれません。疲れると崩れる自分、暑さに負けてしまう自分。そういう自分に、私は気持ちで負けてしまっているのかも。しかも相当低いレベルで。僕はまるでまだ何も「乗り越えて」ませんから、まだ綺麗な姿勢など出来るわけも無いのでしょう。でもだからせめて気持ちだけでも、負けないように挑んで参りたいと思います。

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