改めましてあけましておめでとうございます!一刀貫です!今年も何卒ご指導のほど、よろしくお願い致します!さて昨夜は江少剣の稽古始めでした。先生方も子供たちも、元気にまた集まる事が出来ました。尊敬する先生方も、一緒に精進してくれる子供たちも、みな元気で稽古が出来る。なんて嬉しい事なんだろうと思いました。ただただ、感謝です。
昨夜のテーマも基本的には、体を正面に向ける事と、いつでも垂直に立ち前傾になり過ぎない事を意識しました。これ何か良い方法ないかなと考えたとき、以前先生に教えて頂いたことを思い出しました。「襟に首をぐっと付けるようにすると良い」おおおなるほど、これは確かに良い感じ。これからはこれを意識して、稽古していきたいと思います。
この所素振りをしていて、ふと思いました。この素振りのように、面を打ってみたらどうだろう。左手を体の中心線で大きめに上下させて竹刀を振り、右手を前に出して面を打つ。大きく振る事で自分の面を守る事が出来、そこから大きく面を打てば見栄えもするかも。
で、やってみた結果!!!
そんな事できない
先生が鋭く打ち込んで来られるのを受けた後に面を打とうなんて、出来るわけがない。大きく面を打って、相手の先を打つなんて余程の達人じゃなきゃ出来ないですきっと。私がやってるのは結局「待って打ってる」だけだと気が付きました。こんなん全然ダメ。やはり目指すは「先先の先」。でも私のこれは「後の先」にすらなってない。ロクな攻めもせず先生が打って来られるのを待って、受けて打つなんてダメもいいとこ。やはり反省ばかりとなりました。
H先生に稽古頂いた際には、やはり腕を上げ過ぎとのご指摘を頂きました。そこまで上げなくても、十分肩を使う事は出来るなど具体的にご説明も頂き、感謝でした。H先生の面は迫力満点、前にドンと出て上から打つ面です。右手と左手がくるっと動いて何というか、すごい竹刀の動きを醸し出されるのですが、どうなってるのか今の所全く分かりません。引き続き稽古のほど、よろしくお願い致します!
T川先生にも、稽古頂くことが出来ました。「間」を意識して、見て頂こうと思いました。これまで「触刃の間」を割と雑にしていたので、ここを大事に。まだ何をしても大丈夫な間なはずなので、お相手の剣先を制しながら、発声をして気攻めをする。体を大きく見せる。表裏の柔らかさを確かめて、物語を練る。物語が出来上がったら、一歩攻め込む…難しいです。大体、自分には物語作るだけの引き出しが無い。稽古を重ねて引き出しを増やして、瞬時に色んな物語を描けるようにならないと。
T川先生には「攻めが単調」とのご指摘を頂きました。もう一つ二つの攻めを組み込む事。おっしゃる通りです。多段に多彩に、攻められるようになりたい。また目標が出来ました。本当に難しいし出来なくてもどかしいですが、目標を持てるのは本当に嬉しいし楽しいです。さぁ子供たちと一緒にまた精進です!
そういえばとある子供との稽古の際に、出小手を左に小首を傾げるように斜めに打って来たのでそれはどうなのかな?と話しました。そこから少し話が発展し、首を振って相手の面を避けるのもあり?みたいな話になり。「あ…これは難しい奴だ。何と返事したものか…」。子供は剣道へのモチベーションは「試合に勝つこと」だったりします。そこでこういう質問を受けると本当に答えに困るのですが、ずるいんですが「僕はね」と前置きをして、「そういうのは嫌いなんだよね」と答えました。試合で勝ちたい、勝たなければならない、というのあると思うけど。「僕は」そんな事するくらいならお相手の技を綺麗に受けちゃいたいなと思うなと。それって僕の剣道も真っすぐだった、って事なんだと思うんだよね…うーん難しいです。結局続けてくれれば、いつか自分の剣道が出来て来るだろうから私ごときが余計な事言わない方が良いのではという思いが、どうしてもあります。剣道を始めて欲しい、続けて欲しい。この難しい時代を、江少剣のたからもの達が、剣道を通じて楽しく歩んでくれるように、出来る事言える事をまた考えて行きたいと思います。
前回、自分を剣士として認められるようになりたいと書きましたが。結論、五段に合格出来たらとしようと思います。私なりの「五段の剣道はこんな感じと思ってます」を作って、それを物語形式で見てもらい「よろしい」となったら。その時は、自分を剣士と認めてあげようかなと思います。さぁ、いつの事になりますやら(笑。
もうちょっと稽古増やしたいなぁ。引き続き精進致します、よろしくお願いします
ぜひ私たちと一緒に、気持ち良い汗をかいてみませんか!
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