通夜や葬式で泣いてる連中は、自分の後悔や自意識に泣いている。
決して死んだ人間のことで泣いている訳ではないから、俺はガキの頃から見ていて興ざめしておった。
命の最期くらい、明るく笑って送ってやるべきものを、キリスト教の悪しき原罪の風習から、この国の葬儀も陰気な悪しき習慣に染ってる。
すなわち、人は罪を背負って生まれ、神に命を捧げる、ふざけた話でしかない。
そういう幼稚な大人社会が、いまでも普通に続いているが、阿呆くさいことよ。
人はみなたくさん笑うために生まれ、みなたくさん笑って生きることが命の意味だ。
若い頃は不動産の訪問販売で日本中を飛び回っておったが、その後も毎週のようにいつも海で遊び山で遊びを続けているから、どこへ行くにしても近所へ煙草を買いに行くような格好で、海外でも心持もそんな感じ、それで現地に行けば近所のオジサンになって笑っているが、ここんとこは、日本の端まで行っておった。
生々しい戦争の足跡を眺め、この歳でまた想うことも多かったが、人間の欲があるかぎり、人間の社会では戦争や争いは無くならないという真実もまた、再確認した。
であれば群れの中には俺の居場所はなく、常に遠巻きにして生きることくらいしか出来ないと、ガキの頃に確信した通り、食い扶持作りにその猿の群れに入り込むだけで、今日の食い扶持を手にしたら、とっとと山や海へと戻って行く、そんな63年が正解だったと確信もした。
東京に戻ると、朝から晩までメディア主導の洗脳と煽動ばかり、酸鼻な光景がまた四方に現実として、ある。
自作自演と嘘の館の政治に経済に学問に芸能界・・・社会のすべてが甘ったれた、怠惰な猿芝居に成り下がっておるわいな。
単なる経済的な勝者は身勝手なだけの欲望の捌け口を社会に求め、敗者以下の貧しい日常に没頭し、おなじ人間の血をすすり、肉を喰らうようになる。
人為的な、愚かなコロナとワクチン騒動の後は、社会は狩猟場と化し、まず社会そのものの崩壊へと向かう。
その行く先に、またぞろ阿呆の極みの戦争でも、起こらなければ良いがな。
こんな間抜けな猿の島では・・・我が軍は連戦連勝!! のメディア報道ひとつで、真珠湾とおなじ、皆さんのオツムは沸騰してしまうんだろうよ。
そうして現実と言えばあちこちの高齢者の世話、戻ってすぐに走り回っている。
本業で、なににも拠らず去年も今年も夏前には出過ぎた利益にストップをかけて、臭い自己満足など持たず、地べたを這い回って、社会に対して自分に出来ることの限りを尽くして生きている。
ゼニカネなど、ほどほどでエエんやで。
身も心も貧しい癖に酒に溺れて、借金してまで消費に溺れる猿の社会にどっぷり浸かって、シラフのままで笑ってる。
深夜に布団に入る頃は、毎晩クタクタになってる。
そろそろ、また来年の世界の動きを先読みして、次年度のバブル作りを始める時節にもなってる。
また夏頃には、多くの扶養家族を養う原資を稼いで、後半は地べたを這い回る、そんな感じだろうが、ノホホンな社会は惨状を極めるだろうかね。
豚に小判な世界と猿真似日本、人類は何処に向かうのか?