一昨年かにニュージーランドの近くで起きた海底火山の噴火で、大量の軽石が海に浮かび、これらが浮島のような大きな浮遊物となってオーストラリアのグレートバリアリーフに向かって流れ始めたことは書いたが、1年後の去年の夏くらいから、それらが到着して来てる。
1年の歳月を浮遊している軽石群は、多くの海洋生物やらの絶好の巣になっていて、元気なサンゴも大量に付着したまま、サンゴ礁の危機を叫ばれているグレートバリアリーフに流れ着いている。
サンゴ礁の再生は、こうやって地球の活動によって為されるのが自然というものだ。
人類の利権や利害関係の絡んだ自然保護なんてのは、なんの役にも立ってないのが本当だ。
自惚れるのも、たいがいにせいよ! と言う話だ。
地球様の上っ面にしがみついて生きてるしか方法の無いみみっち~人類が、地球や宇宙にナニかをする? 間抜けなタコの集団が、エリートを気取って自画自賛、他のおなじ無知な人間だけを相手に無意味な時間潰しをしておるだけだ。
これを人類の歴史のお笑い輪廻劇場とも言う。
騙すほうも、騙されるほうも、しょせんは根が繋がってる葦に過ぎない。
週初めから始まった地方巡業の第一段を終えて昨日夜に銀座の店に戻ったが、あいかわらず利益には繋がらない仕事ばかりが大量に積み上がっている。
今日はまた中部地方へと出掛ける訳で、これも周旋屋の本業にはまったく関係の無い動きになる。
どこに行っても景気の悪い連中ばかりで、結局は俺がすべて経済面の荷を負うようなことで、儲からない仕事に、わざわざ金を注ぎ込みに行ってるようなもんで、稼いでも稼いでも、キリが無い話になってる。
高齢化社会の地獄が始まってる。
みなが俺のように先を読んで生きて居れば回避できることを、のほほんと生きておるから、そうなってる。
そうしてその尻拭いを俺がやることになる、最初から解っておったことだから、笑うしかない。
おなじ時代を、おなじ人間社会で生きてる者の、勤めだと割り切ってやってる。
が・・・身体がな、疲れるばかりだよ。
メンドウクサイ身体になっておるから、4日に1度は腹のパウチの交換作業を深夜に独りでやらなければいけないから、出掛ける時はその周期に合わせて動かなければいけない。
日帰りならばともかくも、あんたらの都合に合わせて生きることは出来ない。
中国地方へと新幹線で4時間チョイの往復、行きは一両に3人、帰りも始発時は一両に俺だけ、こういう光景は見たことが無いが、おかげでユーチューブで漫才・落語を散々に見て大声出して笑い転げておったが、誰の迷惑にもならなかった。
田舎はどこに行っても優等生なコロナ教の信者だらけ、この国の民は協調性だけは猿の頂点に君臨しておる。
テレビや新聞にネットの怪しい情報源だけで、コロッと騙されて良い子になってる。
大笑いだ。
世界のニュースなんざ、まともな情報は入ってはおらんから、どこに行っても話が合うことも、無い。
自意識過剰で、自分のことばかりで生きてると、他人の視線やまわりの環境の変化や、世の中社会の変化に気が付くこともなく自慰に浸っていたり、気が付くのが遅くなってしまったり、そうやってここぞというチャンスに気がつかなかったり、自ら逃してしまってたり、台無しにしていたりする。
山や海での遊びを、何カ月も前から予定立てて楽しみにしてる人たちと同じで、天気や地球の細かい動きなどお構いなしに夢を見て、いざ当日は運試しみたいなことになってる。
俺なんざ、柳に風、いつもその日に最終決定をしてから山や海へと出掛けている人間は、外すことがまるでない。
天気を考えて当日に出掛ける方角を変える、道路状況を見てその場で行き先を変える、そんなことは当たり前だ。
日本地図でいつも動いていてすら、中止にすることだってある。
生きるとは、常にアクシデントの連続、笑ってなんとでも対応して見せる者を、大人と言う。
・・・あなたのように困ってる人たちの為に走り回ってる人は、きっと後で何倍にもなって良いことが返ってきてるでしょうし、そう生きるのが本当なんでしょうね!!
よく言われて半世紀を生きて来てるが、笑っているだけだ。
まんず、9割以上はナニも良いことなどないだろう。
返って来る? 最初からそんな期待をしてる奴には、半世紀も無駄な動きなど出来やせんわい。
な~んもないわい、良いことは自分で動いて作ってるだけで、まわりからナニかしてもらうことでもない。
キレイごとの勘違いは、あんたらの日常で終わりにしといてくれや。
俺には夢を見ることすら、ナニも無い。