オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

動けるデブの時代が、やってくる

2020-11-04 09:47:30 | 銀座の周旋屋

 

 ・・・冬眠前の熊さんか?!

 体重が80キロ前後になってる。

 身長は176センチくらいに縮んでるし、5年前に大手術をする前に較べて、死にかかった反動か、痩せ細って退院した時から20キロ以上も肉がついている。

 贅肉もついてるが、筋肉もついている。

 動けるデブ、この頃はよくそう言われている。

 その身体で、20キロ以上のザックをいつも担いで山に登っているから、片足にかかる負荷は1歩で100キロを超えているわけで、それで何時間も山を登り降りしているから、体力はまだまだある。

 たまに女子供が俺のザックを持とうとすると、ガクッと来て持ち上がらなかったりする。

 歩荷が担ぎ上げてる荷物まではいかないが、それでも足腰は半世紀近い山遊びで自然に鍛え上げているから、いつものザックが重いと感じることもないし、逆にナニか背負ってないと不安定な感じがいつもある。

 これは男として、あちこちに扶養家族を増やしては、足し算で抱えて生きて来たのと、よく似ている。

 40年いじょうも昔は、アルミの背負子にテントやらザックを縛り付け、電車やバスを乗り継いで山を目指した。

 まだまだ若く、価値観や人間の世界のことに騙されていたから、怖ろしい目にも何度も遭った。

 いまは、ナニが起きても、どんなアクシデントが起きても、笑って愉しんでる。

 山や海で死ぬのは、オツムの中身が人間界の洗脳と煽動に染められ、古風な価値観でいるからで、一匹の合理的な獣になってしまえば、危険もなくなる。

 海で遠泳するときは、俺は一頭のイルカになったつもりで自在に泳いでるし、人間界で教わる泳法とは違う、永年に渡って海で遊んで身につけた不思議な泳ぎ方になっているから、ライフセイバーのお兄ちゃんらが珍しそうに付いて泳いでくることもある。

 山に入ると、一頭のオス熊になってる。

 オストメイトは寒い雪山で尻を出して野糞をすることもなく、メンテナンス・フリーだから、山仕様の身体だ。

 身体に欠損・障害を負っても、それをすぐに特典に変えてしまってる。

 獣はまず、その今の環境に適合する、そこで愉しく生きる工夫をする、そうして行動範囲を拡げてゆく。

 過去を懐かしんだり、他と較べて妬んだり羨んだりもなく、ただただ今を自分としてどう愉しく生きるか、それだけだ。

 随分と、簡単な話だ。

 

 新型コロナの騒動は、中国を試す動きでもあった。

 これから世界の覇権を手にして、世界の中心となってゆく国家として、試されていたとも言える。

 見事に跳ね返し、国内の内需活性化はどんどん進んでいる。

 良い悪いなんてお子ちゃまな論争よりも、冷酷な現実だけで良い。

 獣はその現実だけを見つめて、ではどう生きるか? を考える。

 現代の政治の世界もそうさ、最初に結論は出ている。

 民主主義・自由主義を掲げる奴らに限って、独裁的になる、当たり前の話だ。

 

 ・・・夫が自己破産して、家も手放さなければいけなくなって、先にペットの犬と一緒に出て行け! と、毎日言われ続け、出て行ってから離婚もすると言われている、いっそのこと死にたい・・・

 人間の世界のことにはほとほと愛想が尽いているというのに、そんな70歳過ぎの婆様の話が舞い込んで来てる。

 3か所の管理する建物で水漏れのトラブルを間に入って調整している最中に、明るいとは言えない重い話だ。

 重いが、別にややこしい話ではなく、ナニかに依存して生きて来た人間には、よくある喪失感だ。

 浮気した、不倫した、別れ話というようなお子ちゃまな笑い話ならともかく、生きるか死ぬか、になる話。

 当社に来るにも・・・電車賃が無いから来れないし、3日ほど何も食べてない・・・と。

 破産管財人弁護士からの依頼だけども、可哀相だとかという話にはならない。

 まず、人間はいつかは死ぬ、その死に時ということを考える。

 働きもせず、社会との接点を失った時、人間は一匹の獣に戻る。

 他との関わり合いがなくなった時、個である必要もなくなる。

 子供のいない夫婦や、独身で老いていった老人、こういうケースは増えて行くだろう。

 愛や恋を語り合ってるうちは幻想と錯覚で楽しい時間を過ごせるんだが、実のところ愛や恋やはインフルエンザやコロナという、流行り病みたいなもんで、住んで食べて眠るという現実の前では、粉々になる。

 名前も要らない存在になると考えれば、別にいつどこで死んでも良いわけだし、ただ葬儀・埋葬の話になる。

 その辺に遺体を放置するわけにもいかず、無縁仏にしろ、手続きが要るのが、社会というものだ。

 社会との関わり合いがなくなっておっても、最期は誰かの手を煩わすことになる。

 勝手なもんだと、俺は想ってしまう。

 

 今朝も早くから新車の営業車ではなく、新車の山用の小さな四駆で多摩川近くの漏水復旧工事に立ち会ってきた。

 そのまんま、山に向かいたい気分だったが、まだまだ仕事が山ほど舞い込んで来ている。

 良いのか、悪いのか・・・そんなことは暇人の考えることで、俺はコツコツこなしているさ。

 

 世界の覇権国アメリカが、音を立てて崩れ落ちて行ってる。

 トランプの仕事はこれだ、中国へと覇権移譲を完遂することだ。

 そもそも民主党の主張した郵便投票とは、票の買収ということだから、通常の選挙で終わりにすべきだが、ここからの仕掛けを読んで、トランプ陣営は最高裁の判事の過半数を共和党側の判事で固めた訳だ。

 これからアメリカは内乱となり、いずれ国家分裂まで行く。

 去り行く懐かしの覇権国家だ。

 ロシアのプーチンと中国の習は、覇権移譲三兄弟長男トランプの演出を常に笑って見守ってきたが、そろそろ表立ってトランプに助け船を出すやも知れないし、アメリカという国家とともにサヨウナラを演出するかもしれない。

 アメリカ大メディア群は民主党のバックについているから、選挙の結果すら正確には報道せず、社会を混乱へと持ち込むことだろうから、世界中がそれを目にして、メディアの煽動と洗脳、自作自演とフェイク、少しは自分たちの消費ばかりに誘導されてる間抜けな日常を、考え直すことになるのかどうか・・・。

 日本のメディア群は、NHKを筆頭にアメリカの軍産傘下の大メディア群の飼い犬よろしく、自分たちでモノを考えることがまったくできなくなってることを今回の大統領選挙で曝け出してしまったが、そんなチンケな犬に煽動され、洗脳されてる国民もまた多く、哀れな国家日本だと、誰が笑ってくれるんだろうね~。

 せっせと有能な消費奴隷として、せいぜい可愛がってもらうこった。

 

 


静かな山は、紅葉して輝いている

2020-11-02 09:47:16 | 地球と生きる

 

 晩秋の奥秩父を歩き登ってきた。

 2000m近い山々は明るく紅葉し、山に入る者の気持ちを高揚させてくれる。

 落ち葉を踏みしめて、ガサガサと音を立てて登ってゆくと、あちこちで獣たちが動いてゆく。

 ・・・俺たちの仲間がやってきた!!

 そんな愉しい気分になってゆく。

 熊公から猿、鹿、猪、狸に狐、リスたちも、み~んな地球に生きてる仲間だ。

 人間社会で60年いじょうも生きて来て、それでも俺は山の獣の仲間のまんま、笑ってる。

 メンドクサイことばかり、みみっち~人間の世界のことは、もう飽いたでよ。

 ・・・じゃ~、山で暮らそうよ!

 最初の頂で一服しながら湯を沸かしてると、可愛い目で距離を保ってついてきてた狸に、そう言われてるようでもあった。

 そうじゃな~、それもエエかもな~、山を降りずに仕事も放りだして、一緒に暮らすかな~、本気で想う。

 ・・・お前らの臭い体臭を、オジサンが洗い流してやるか

 ・・・け、けっこうでござるポンポコ!

 雲は高く、たまに太陽が見える薄曇りでも、山は色とりどりの紅葉で輝いていた。

 こういう雲は雨の心配はない。

 薄化粧をした富士山も、いつもの場所で昼行燈。

 下界は気温があがって、靄の中にあった。

 人間がいない、俺の選ぶ山はいつも人がいない、だから余計に愉しくなってくる・・・昨日も人間はだ~れにも会わなかった。

 わずらわしいことがない、たまに人間に会うとガッカリする、獣そのものだ。

 いろんな愉しい奇声を大声で発しながら歩くと、そのうちに野鳥も啼きだして応えてくれる。

 人間の言葉なんて、いらんわい。

 冬装備、山はそんな素敵な季節を迎えている。

 

 新しい四駆の小さな車の燃費は、10年で16万キロ走った山用アルファードの倍は走る感じ。

 同時期に並行して10年で25万キロ走った四駆のCRVの2倍以上だろう。

 そう、2台だけでも40万キロを10年で走ってるが、他にも車はあった・・・お月様まで37万キロ。

 もうこれからはこの1台だけで山に入るつもりだが、小回りも効き、乗り心地だけは悪いが、仕方ない。

 昨日は山の疲れよりも、山道・未舗装林道の運転で、疲れた。

 慣れればなんとかなるだろう。

 急いて歩き登ることもないし、のんびりやるわさ。

 

 さ、メンドクサイが仕事を始めるっぺよ。