カルビーのかっぱえびせんは1964年発売という事だから5歳の時か…
という事はだ、当時は食べられるお菓子じゃないな。
一日のこづかいが20円しかないから。
それでは駄菓子屋で安くて美味くもない物しか買えない。
多分かっぱえびせんは30円位だから買えない。
他にも粉モンで安い食べ物があったからやっぱりそっちだった。
かっぱえびせんは高学年になって初めて食べた様な気がする。
驚くくらいに美味かった。
こんな美味い物が世の中にあるのかと天を見上げて泣いたね。
その頃は50円位じゃなかったか、やっぱり滅多に買えない。
でね、偽かっぱえびせんは安いから買えるのよ。
一袋20円位。
そっくりの袋で安い、でも味は違うし固い。
貧乏人は諦めて偽物で我慢したねえ。
ああ、そんな事思い出していたら久々にかっぱえびせん食べたくなったなあ。
夜行バスもピンキリ。
路線バスがそのまま長距離用みたいな奴に乗った事がある。
確実に死ぬ！
最初は青森までの夜行バス、普通の座席でかろうじてリクライニング少々。
青森程度は一人で運転するのだがこの時は取材内容ともリンクするから乗らざるを得ない。
一瞬うつらとする程度だから辛い。
それで現地について仕事なんだからかなわないなあ。
もっと悲惨なのは上高地行き。
新宿地下にバスターミナルがあった頃で午後11時位に出発。
甲府辺りで20号に下りてのろのろ走る。
翌朝の6時前に着くが疲労困憊。
小さいバスなんだ、それが。
街中の路線バス並みの座席で疲れるよ。
うつらとも出来ない、本当に酷い。
しかし山歩きの人はその状態で登って行くから凄いなあ。
遭難もするわ、それじゃあ。
新幹線より高額なバスも今はあるがわざわざ夜行で長時間移動するのは拒否案件だねえ。
そんな趣味はないよ。
寝てる間に着くっていうけど寝られないからさ。
駄目だ夜行は、サンライズのシングルデラックスでも眠れなかった。
仕方が無いね、そんな体質。
