【秘密保護法の廃止・集団的自衛権行使容認の撤回の運動】
昨日の宮崎山形屋前での「特定秘密保護法施行」と「集団的自衛権」に反対するアピール行動の街頭スタンディングの写真入りで、宮崎日日新聞に「特定秘密保護法施行」に関する記事(県内社会面)が掲載されました
【秘密保護法の廃止・集団的自衛権行使容認の撤回の運動】
昨日の宮崎山形屋前での「特定秘密保護法施行」と「集団的自衛権」に反対するアピール行動の街頭スタンディングの写真入りで、宮崎日日新聞に「特定秘密保護法施行」に関する記事(県内社会面)が掲載されました
【衆院選】誹謗中傷とも戦いながらの選挙:辻本清美を落とすなー!
右翼・一水会の鈴木邦男さんが助っ人に駆けつけた!
http://www.magazine9.jp/article/kunio/16810/より転載
2014年12月10日up
12月3日(水)、辻元清美さんの選挙応援に行ってきた。高槻市まで行ってきた。初め話があった時は驚いたし、戸惑った。「えっ? 僕でいいの?」「僕じゃ、かえってマイナスじゃないの?」と聞いた。「是非お願いします。大変なんです」とスタッフの人が言う。
誹謗中傷されているとは聞いていたが、これほど酷いとは思わなかった。「辻元は極左だ!」「過激派だ!」。そして、「売国奴だ!」「過激派だ!」と、さんざん言われている。又、ネットにも書かれている。街頭で演説中に暴漢に襲われたこともあると言う。「分かりました。お役に立つかどうか分かりませんが、やりましょう」と言った。
新幹線で京都に行き、そこで乗り換えて高槻に。迎えの人の車に乗って、市内の商店街へ。スーパーの前で辻元さんが演説している。「私は極左ではありません! 反日でもありません。その証拠に“たかじん”にもよく出ている鈴木邦男さんとも友達です。鈴木さんは右翼の一水会の人です。右翼の親分です。あっ、今、その鈴木さんが東京から駆けつけてくれました!」と言って、マイクを渡された。
辻元さんとは考えが違うところもあるが、キチンと話し合える人だ。僕は「朝まで生テレビ」を初め、テレビの討論番組では何度も一緒になった。『朝日ジャーナル』など、雑誌でも討論した。論理的に、グイグイと攻めてくる。僕はいつも、やられていた。でも終わって爽やかな感じがした。話し方が正々堂々としているし、揚げ足をとったり、怒鳴ったりしない。感情的にならない。だから、高槻では言った。
「今の日本に“右翼と左翼”がいるのではありません。“話し合える人と話し合えない人”がいるんです」と。「話し合えない人」は、相手の話も聞かない。気にくわない人間は、「反日だ」「売国奴だ」「左翼だ」といって誹謗中傷してその人間の全人格を否定する。又、そんな卑劣な批判をする自分は「愛国者」であり、「正義」だと思っている。そう思うからこそ、どんな醜いことも出来る。まさに「愛国無罪」だ。愛国者なら何でも許されると思っている。でも、それは間違っている。「愛国心」と言いながら。その行動にはまったく「愛」がない。単なる個人攻撃である。拝外主義だ。
大阪では、ヘイトスピーチのデモもよく行われる。「それは右翼でもなく、愛国者でもありません。ただの排外主義です」と言った。そのデモに「日の丸」が使われている。「日の丸」が泣いている。日本は元々、寛容な民族です。大陸、ヨーロッパ、アメリカから多くの文化を受け容れ、多くの人が来て、それで「日本文化」も作られた。特に中国、朝鮮から学んだものも多い。だから排外主義は、「日本的」ではない。最も「反日的」なものだろう。
それに、「愛国心」は、口に出して大声で言うべきものではない。その人の行動を見て判断すべきだ。辻元さんは、この国を愛し、この国のため、この国の人々のために活動してきました。「僕なんかより、ずっと愛国者です!」と言った。
辻元さんへの誹謗中傷は、特にネットなどで醜い。「辻元は極左だ」「国賊だ」というだけでなく、「自衛隊を侮辱した。非国民だ!」とも言われた。また産経新聞にはこう書かれた。〈辻元は震災のときに「自衛隊は違憲です。自衛隊から食料を受け取らないでください」と書いたビラをまいた〉〈自衛隊活動を視察した際に自衛隊に対し乱暴な言葉を投げつけた〉。これには我慢がならず、訴えた。勝った。でも、今ネットでは同じ事で攻撃されている。「裁判で嘘だと証明されたわけでしょう。だったら、これは選挙妨害になるんじゃないですか」と僕は聞いた。今、選挙中のネットは自由なので、こんなことも野放しのようだ。選挙がどんどん下品になる。
「自民党の候補者の演説には、日の丸を持った聴衆が多いです」とマスコミの人が言っていた。困ったことだ。「日の丸」を持って、「自分たちこそが日本人だ」と誇示しているのだろう。それ以外の人間は非国民だ、売国奴だと言っているようだ。
今、野党も弱体で、自民党のひとり勝ちだ。自民党の中でも「タカ派的」「極右的」な人々が元気がいい。昔は、ハト派的な人もいたがそんな人は人気がない。ハト派的な事を言っていたら選挙に落ちる。だから、競い合って、より過激に、より右派的な発言をする。
「僕も40年間、右翼運動をやってきて、そう思いつめる気持ちも分かります。だから危ないと思います。“ちょっと待てよ”“これでいいのか”と立ち止まり、冷静に考えることが必要なのです。それをやってくれるのが辻元さんです」と訴えた。
僕は、愛国運動、右翼運動の素晴らしさは分かる。楽しかったし、生き甲斐も感じた。と同時に、それが暴走した時の怖さ、危険性も知っている。皆が同じことを考えている集団・国家ではなおさらその危険性がある。皆が同じ考えだから、より過激なことを言った方が勝つ。今の日本も同じだ。
高槻では、車をとめて、いろんな所で演説した。演説するは辻元さんと僕の2人だけだ。時には2人で対話しながら、この日本のことを考えた。又、僕が演説してる時は、辻元さんが一人ひとり、握手して、話を聞いている。マイクを向けて、しゃべってもらったりしている。こんな講演会は僕としては初めてだったので、とても新鮮だった。辻元さんが演説するときは、僕が握手してまわる。「辻元をよろしく」と。
選挙は大変だと痛感した。日本の行方を論じ、自分の考えを述べるのが選挙のはずだ。ところが今は、誹謗中傷やデマとまず闘わなくてはならない。「愛国者」を自称する狂気、熱狂と闘わなくてはならない。
自社対立していて、政治的論争点がはっきりしてる時の方が、政治も選挙も、もう少しマシだったのではないか。「非武装中立」「有事駐留」などを言う人もいた。愛国心、国旗・国家についても、いろんな意見を言えた、今、そんな多様なことを言う自由はない。言ったら、叩きつぶされてしまう。「反日だ!」「国賊だ!」と言って、叩きつぶされる。選挙は明らかに劣化している。政策を論じる以前に、中傷や噂、風評被害が充満し支配している。日本人全体が劣化しているのか。そんな選挙の現実を見てきた。そんな気がした。
すずき くにお:1943年福島県に生まれる。1967年、早稲田大学政治経済学部卒業。同大学院中退後、サンケイ新聞社入社。学生時代から右翼・民族運動に関わる。1972年に「一水会」を結成。1999年まで代表を務め、現在は顧問。テロを否定して「あくまで言論で闘うべき」と主張。愛国心、表現の自由などについてもいわゆる既存の「右翼」思想の枠にははまらない、独自の主張を展開している。著書に『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)、『公安警察の手口』(ちくま新書)、『言論の覚悟』(創出版)、『失敗の愛国心』(理論社)など多数。近著に『右翼は言論の敵か』(ちくま新書)がある。
≪関連≫
※辻本清美は、野党にとってなくてはならない存在。それだけに、根も葉もないデマによる攻撃も激しい。
~デマを消すことに協力しましょう。
http://www.kiyomi.gr.jp/info/4/より転載
2014.12.2
辻元清美は、皆さんに支えられ、数々のふつうの人たちを支える政策を形にしてきました。しかし、真っ向から立ち向かうからこそ、辻元清美を恐れる人びとなどから、
さまざまなデマが流され続けてきました。
今、辻元清美はデマに悩まされています。
政策を訴えても、政策を聞いてもらう前に、数多のデマに阻まれ、声が届かない状況に陥りました。
既に、ネット上に出回ったデマがあらぬ反感を育て、下記の動画のような事態を引き起こしています。
【衝撃映像 辻元清美とスタッフが襲われている場面に遭遇】
<iframe src="http://www.youtube.com/embed/3dbdlUdIags?rel=0" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>
http://www.youtube.com/watch?v=3dbdlUdIags
選挙を助けてほしいとは言いません。応援してくれなくてもかまいません。
褒めていただかなくて結構です。
ですが、デマを消すことだけには、ぜひご協力をいただけないでしょうか?
辻元清美を他の候補者と同じスタートに立たせてください。
同じ舞台に立ちさえできれば、あとは全力でがんばります。
デマはネット上で無数にバラ撒かれています。日々拡散され、増え続けています。
こうした悪質な、民主主義を冒涜するデマに立ち向かうため、ぜひみなさんの力を貸してください。
よろしくお願いします!
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http://www.kiyomi.gr.jp/#s_3より転載
すべて、根も葉もないデマであることは、ジャーナリストの荻上チキさんがブログや自著で検証しています。
とくに、1.2. 「自衛隊ビラ」などのデマは産経新聞記者の記事によって広く流布しました。
辻元は産経新聞と記者を訴え、当事者と言われた太田清彦自衛官は「そんな事実はない」と証言しました。
デマであることが認められ、勝訴しました。
ピースボートは国連の協議資格をもつNGOです。辻元清美は、在学中にそのピースボートを立ち上げた設立者です。
しかし、国政に立候補するにあたって、NGOの政治的中立性を守る意味でも、一切の役職から退いています。
現在のピースボートの活動とも、一切の関係をもっておりません。
まったくの事実無根。そのような団体に身を置いたことも、関係したこともありません。
秘書給与問題のときの捜査の結果、どんな疑いも出てこなかったことから明らかです。
またそうした事実があれば、辻元清美は「国土交通副大臣」になれなかったでしょう。「身体検査」でひっかかるはずです。
ネット上にあふれているのは、合成写真です。
作家の北原みのりさんが主宰する女性イベントで、オークション用として依頼されサインしたものです。
それを、週刊新潮の女性記者が記者であることを隠して落札し、面白おかしく記事にしたのが発端です。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4679.htmlより転載
by中村 公信さんFB
http://digital.asahi.com/articles/ASGDB4WM9GDBUTIL01Y.html?iref=comtop_6_02より転載
吉浜織恵
2014年12月11日00時06分
国民の「知る権利」や人権を脅かすおそれが指摘されたまま、動き出した特定秘密保護法。10日、東京・永田町の首相官邸前など、各地で施行反対や廃止を訴えるデモや集会が開かれた。この日、安倍晋三首相は関西で遊説。「民主主義って何だ!」の声は、主(あるじ)不在の官邸に届いたのか。
この日午前に官邸前であったデモには約350人(主催者発表)が参加。日弁連で秘密法対策を担う海渡雄一弁護士が「これまでの抗議で問題点を多くの市民と共有できた。廃止まで戦い続けよう」と呼びかけた。東京都日野市の警備員都筑高志さん(64)は「情報統制された戦前の記憶が薄れた結果だ。廃止を求める手を緩めない」。夜は学生ら約1700人(同)が抗議の声を上げ続けた。
「秘密保護法なんて許さない」。名古屋・栄の久屋大通公園では、市民団体「秘密保全法に反対する愛知の会」が集会を開き、ビラを配りながら訴えた。無職松原美佐子さん(66)=名古屋市守山区=は、「今回の選挙で秘密法は触れられない。政治家と国民の沈黙が信じられない」。
大阪市中央区の自民党大阪府連前。約150人が「怒」「秘密はNO!」と書いたプラカードなどを持って並んだ。会社員の松尾孝子さん(53)=大阪市城東区=は仕事帰りに加わり、「国民に十分な情報が開示されないまま、子どもの世代で戦争が始まらないか心配」と話した。
一方、金沢弁護士会は10日夕に金沢市内で予定していた秘密法廃止を求める活動を中止した。石川県選挙管理委員会の「活動は政治的な主義・主張に当たる」との見解を受け、選挙期間中の政治活動を禁じた公職選挙法に触れるおそれがあると判断したという。兵庫県弁護士会も、10日に予定していたビラ配りを中止した。総務省選挙課の担当者は「(選管の見解は)あくまでもアドバイスで、判断は各団体に委ねている」とする。
■学生有志がデモ主導
官邸前で異彩を放つデモを展開する若者たちがいる。秘密法に反対する学生有志の会「SASPL(サスプル)」。
10日夜、中心メンバーの明治学院大国際学部3年、奥田愛基(あき)さん(22)はマイクを手に、「特定、秘密保護法、反対!」とヒップホップのリズムに合わせて、幅広い年代層が参加するデモをリードした。
秘密法が成立した昨年12月6日夜も官邸前にいた。政治を学ぶ学生仲間らと秘密法を学び、秘密の指定や管理方法が他国と比べてずさんなことや、法案の審議時間が短いことなどに疑問を感じたからだ。「このままじゃだめ。僕たちもはっきり意思表示しなければ」。これが活動の原点だ。
秘密法の成立後、仲間とSASPLを立ち上げた。
首都圏の学生ら約50人の緩やかな集まりで、デモへの参加を促すポスターは「言うことを聞かせる番だ。俺たちが」とメッセージ性を強調。活動をBGMに乗せたドキュメンタリー風に映像化し、ソーシャルメディアで発信する。
共感した若者らが10月には渋谷に約2千人、今月9日夜には官邸前に約1千人集まった。労組や市民団体を中心とした従来型のデモとは異なるが、「見せ方が違うだけ。いずれも必要」と奥田さん。施行後も活動を続けるつもりだ。「今日から新しいものが始まる。何度でも声を上げる」(吉浜織恵)
■雑誌協会など抗議声明
特定秘密保護法が施行されたことを受け、日本雑誌協会の「人権・言論特別委員会」と、日本書籍出版協会の「出版の自由と責任に関する委員会」は「国民が知るべき公の情報を得ることはより困難になる」との抗議声明を出した。
声明は、何が秘密か示されない法の施行によって、自由に発言できない空気が広がっていくと指摘。「この法律が暴走しないよう、今後も法の運用と政府の動きを監視し続け、あくまでも廃止を訴えていく」としている。