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記事 田中龍作
2015年08月13日 00:42
【安保法案】ピースフェス♪ 音楽に平和と反戦のせ
「30日は国会前に集まってくれ。100万人が日本中でデモをかければこの国は変わる」。三宅洋平氏は呼びかけた。=12日夜、渋谷 写真:筆者=
安倍政権がゴリ押しする戦争法案に反対するコンサートが、12日夜、渋谷スクランブル交差点前で開かれた。(主催:WORLD PEACE FESTIVAL)
DELI がラップに
オーサカモノレールがファンクに
AFRAがボイスパーカッションに
「反戦と平和」のメッセージをのせて歌った。
「国籍、肌の色、宗教、思想すべてバラバラであったとしても『きょう楽しかったな~』っていう幸せがほしい。戦争が始まることを止めましょう」。こう呼びかけたのは、在日韓国3世の女性歌手プシンさんだ。
♪もしここが戦場ならば、君を思うよ。
もしこの声が届くのなら、君の名前を呼ぶよ♪
プシンさんのハスキーな歌声が夜空に切なく響いた。
屈託のない笑顔の聴衆たち。平和な日常がそこにあった。=12日夜、渋谷 写真:筆者=
会場を訪れた男性(20代)は「デモは苦手だった。ダサイなあと思ってたから。でもこのフェスはかっこいい」と言って顔をほころばせた。
聴衆が手にする「9条うちわ」がリズムに揺れた。歌詞に政治にからんだ硬いメッセージが含まれていても、人々は酔いしれた。
ラッパーで松戸市議のDELI氏は、コンサートが始まる前、筆者のインタビューに「音楽は世界を変えるのではなく人々の世界観を変える魔法だ」と話した。音楽の効果は絶大だったようだ。
三宅洋平氏は原発から海を守ってきた祝島の漁師の話を踏まえながら訴えた―
「人間も(海と)同じく生態系を守る必要がある。憲法9条は守るべき・・・(中略)丸腰は最強の武器になる。アメリカが憲法を作った?上等じゃないか・・・」
DJ沖野修也氏が最後をしめくくった―
「平和があるから音楽を楽しめる。この国は政治家のものでもない、大企業のものでもない、官僚のものでもない、みんなのもの。日本はあなた達のものです」。
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premniket @premniket 11分11分前
川内原発再稼動前夜の現地デモの様子を伝える三宅洋平の言葉を、渋谷ハチ公を埋め尽くした聴衆も息をのんで真剣に受け取っていた。
2015年08月11日22時00分
【8.12】平和を願う音楽家達が、渋谷ハチ公前でイベント開催
8月12日(水)、東京・渋谷ハチ公前に平和を願う音楽家達が集結。
世界平和を祈り、ライヴでメッセージを発信する音楽イベント〈WORLD PEACE FESTIVAL〉が開催される。
安保法制反対のムーブメントが世代を超えて広がる中、日本が誇る世界的DJ沖野修也の呼びかけに応えて、アーティスト達が渋谷に集結。沖野修也を中心として三宅洋平、DELI、AFRA、オーサカ=モノレール、ROOT SOUL(池田憲一/藤井伸昭/中村新史)、Shing02らのライヴに加えて、湯川れい子、坂本龍一、いとうせいこう他から寄せられた言葉を代読する平和へのメッセージの発表もおこなわれる。発表の場となるのは、東京・渋谷駅ハチ公前。仕事や買い物帰りの通りすがりでも良いので足を止めて耳を傾けてみてほしい。(岡本貴之)
・Facebookイベントページ
http://www.facebook.com/events/967324639976576/
2015年8月12日(水)渋谷駅ハチ公前
時間:18:00~21:00
入場:無料
出演:沖野修也、三宅洋平 with 越野竜太、DELI、AFRA、オーサカ=モノレール、ROOT SOUL(池田憲一/藤井伸昭/中村新史/根布谷''NELLO''光輝)、PUSHIM、TOMOKI SANDERS、堀越昭宏、STAX GROOVE、BROKENSPORT、 Shing02 and more
主催:World Peace Festival実行委員会
協力:マツリゴトせたがや、The Room