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個人的なさまざまな日常。

七十二候 黄鶯睍睆

2020年02月09日 18時09分49秒 | trad_jp
 今日、二月九日からは 七十二候 の 黄鶯睍睆 (うぐいすなく) です。 

春鳥うぐいすが、美しい声で鳴き始める時候です」 という意味。

 庭の山茶花や椿の花には少し前から 目白 が来ています。 一方、 鶯 の声は聴いていません。

目白 は小さな群れを成して、梅の花や椿の花の蜜を求めてやってきますので、良く目立ちます。

 鶯 は今の時期、まだ幼鳥なのか、例の ホーホケキョ と鳴くことは在りません。 庭木や山野の

藪の中を忙しく歩き(飛び)まわっている姿を偶に見ることができますが、それすら中々困難な素早さを持つ鳥です。

 たまに 鶯と目白を間違えて覚えている方がいますが、上部の画像では左側の地味な感じの鳥が

鶯 で、 右側の眼の周りが白い鳥が 目白 です。 

 鶯 は基本的に藪の中にいて動きも早く、地味な体色のため、写真を撮るのが困難です。 私の育った

田舎では鶯の幼鳥を ジャッチャ と呼んでいました。

 目白は最近、街中でも増えているのか目にすることが多くなっています。 返って、子供時代には見たこ

とがありませんでした。 目白は周回してくる時刻を考えて、待ち伏せするようにすると、鶯よりは比較的楽に

写真が撮れると思います。 上の画像では目白の色合いが今一地味になってしまいましたが、実際のメジロは

背中の緑色が非常に派手で鮮やかです。 私はこの緑色を 「抹茶をぶっ掛けたような緑色」と表して

います。

*画像は2017年に撮影したものです  


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