新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

新潟の野鳥 ヒガラ

2016-03-19 07:18:46 | シジュウカラ科
 ヒガラ 学名・Periparus ater 英名・Coal Tit

 過去に観察・撮影した野鳥を紹介する「新潟の野鳥」シリーズです.

 ヒガラは,新潟では留鳥または漂鳥です.夏は,山地の針葉樹林で繁殖し,冬は低地に移動します.春になると「ツピツピツピツピ」と繰り返し高い声でさえずります.コガラ,ヤマガラ,シジュウカラ,ヒガラは,みな似たような声でさえずりますが,ヒガラが一番テンポが速く感じられます.新潟で観察されるシジュウカラ科の鳥の中では最小,動きは軽快・敏捷で,針葉樹の葉先にぶら下がったり,飛びついて餌を探すこともあります.

 今回投稿した画像では,ウメの花の蜜を吸っているようにも見えますが,実際は,花に集まった小さな昆虫を啄ばんでいました.

ヒガラ
撮影日時 2013.04.08 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2013.04.08 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2013.04.08 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2013.04.08 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2013.04.09 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2013.04.09 撮影場所 新潟県新潟市


海岸松林のヒガラ

2016-03-18 06:01:54 | シジュウカラ科
 ヒガラ 学名・Periparus ater 英名・Coal Tit

 冬期,海岸の松林ではあちこちでカラ類の群れが見られます.例年ですと,シジュウカラ,ヤマガラ,ヒガラ,エナガにキクイタダキやコゲラ,アカゲラが混じりにぎやかなのですが,今冬は,数も種類も少なく寂しい限りでした.

 この日のカラ類の群れは,シジュウカラ,ヒガラ,コゲラだけでした.ヒガラに的を絞ってレンズを向けたのですが,これといった動きを捉えることができませんでした.唯一,ヒガラとシジュウカラの遭遇シーンは,ピントを外してしまいました.絶不調のスランプ状態が続いています.

ヒガラ
撮影日時 2016.03.13 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2016.03.13 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2016.03.13 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ
撮影日時 2016.03.13 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ 右はシジュウカラ
撮影日時 2016.03.13 撮影場所 新潟県新潟市





 

シジュウカラ 身近な野鳥 

2015-11-17 09:18:01 | シジュウカラ科
 シジュウカラ 学名・Parus minor 英名・Japanese Tit

 シジュウカラは,新潟では留鳥で,平地から山地,何処でも目にすることのできる身近な野鳥です.

 小春日和の桜並木,シジュウカラの群れが1羽2羽と飛んできました.葉を落とした桜の木が,一瞬で騒がしくなります.「ジュクジュクジュク」.あちこちを動き回り,飛び回ります.しばらくすると,1羽2羽と飛び去り,桜並木は,前よりいっそう寂しさを増していきました.

 シジュウカラの学名は,日本鳥類目録改訂第6版(2000)まで,Parus major とされていましたが,同第7版(2012)で,Parus minor に変更されました.メジャーからマイナー,これって格下げ?と思ってしまいますが,実は格上げです.今日,ここで紹介しているシジュウカラは,第6版まで,Parus major の1亜種で,Parus major minor とされていたのですが,独立種のシジュウカラ Parus minor と認められ,亜種名は,Parus minor minor となったのです.多分,シジュウカラはそんなこと,まったくご存知ありません.

シジュウカラ 雌.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


シジュウカラ 雌.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


シジュウカラ 雌.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


シジュウカラ 雄.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


シジュウカラ 雄.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


シジュウカラ 雄.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


シジュウカラ 雄.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市

ヒガラ 水浴び

2015-11-01 06:06:21 | シジュウカラ科
 ヒガラ 学名・Periparus ater 英名・Coal Tit

 公園の水場にヒガラがやってきました,辺りを見回し,安全を確かめると水浴びを始めました.ひとしきり水を浴びると,また,木々の中へと去っていきました.その後,水場を訪れる鳥の姿はありませんでした.

ヒガラ.
撮影日時 2015.10.27 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ.
撮影日時 2015.10.27 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ.
撮影日時 2015.10.27 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ.
撮影日時 2015.10.27 撮影場所 新潟県新潟市


ヒガラ.
撮影日時 2015.10.27 撮影場所 新潟県新潟市

粟島 2015秋-7 ヒガラ

2015-10-25 05:09:45 | シジュウカラ科
 ヒガラ 学名・Periparus ater 英名・Coal Tit

 2015年秋の粟島の第7は,ヒガラです.

 日本海の離島・粟島,この島で注目を集めるのは春,秋の渡り鳥たちです.それも,普通では目にすることのできない珍鳥と称される鳥たちです.そして,それらの鳥たちが見られないときは,「なにも出ていない」「駄目だ.さっぱりだ」ということになるのです.

 でも,鳥たちはいます.一年中,島で暮らす鳥たちがいます.その鳥たちの一員,ヒガラです.彼らが,粟島の林を健全に保っているのです.

ヒガラ.
撮影日時 2015.10.17 撮影場所 新潟県・粟島


ヒガラ.
撮影日時 2015.10.17 撮影場所 新潟県・粟島


ヒガラ.
撮影日時 2015.10.17 撮影場所 新潟県・粟島


ヒガラ.
撮影日時 2015.10.17 撮影場所 新潟県・粟島

ヤマガラ エゴの実が好き

2015-10-01 06:59:30 | シジュウカラ科
 ヤマガラ 学名・Poecile varius 英名・Varied Tit

 ヤマガラは,新潟では留鳥で平地から山地にかけての林で見ることができます.シジュウカラよりも少し大きく,頭と喉が黒く,脇腹の茶褐色が目立ちます.
 
 「ニーニー」というヤマガラの甘えたような鳴き声が聞こえてきました.木漏れ日を受けて浮かび上がるエゴノキに,沢山の丸い実が垂れ下がっていました.ヤマガラは,エゴの実が大好物です.エゴの実に飛びつき,ぶら下がり,くわえ,盛んにどこかへ運んでいきます.ヤマガラは,エゴの実などを貯食する習性があるのだそうです.

ヤマガラ.
撮影日時 2015.09.23 撮影場所 新潟県南蒲原郡田上町


ヤマガラ.
撮影日時 2015.09.23 撮影場所 新潟県南蒲原郡田上町


ヤマガラ.
撮影日時 2015.09.23 撮影場所 新潟県南蒲原郡田上町


ヤマガラ.
撮影日時 2015.09.23 撮影場所 新潟県南蒲原郡田上町


ヤマガラ.
撮影日時 2015.09.23 撮影場所 新潟県南蒲原郡田上町