オオセグロカモメ 学名・Larus schistisagus 英名・Slaty-backed Gull
今期,初登場のオオセグロカモメです.
冬は,カモメ類の観察時期になるのですが,ほとんど姿を見かけません.
さみしい冬になりそうです.
オオセグロカモメ 第4回冬羽
撮影日時 2023.12.28 撮影場所 新潟県新潟市
オオセグロカモメ 第4回冬羽
撮影日時 2023.12.28 撮影場所 新潟県新潟市
オオセグロカモメ 第4回冬羽
撮影日時 2023.12.28 撮影場所 新潟県新潟市
オオセグロカモメ 第4回冬羽
撮影日時 2023.12.28 撮影場所 新潟県新潟市
オオセグロカモメ 第4回冬羽
撮影日時 2023.12.28 撮影場所 新潟県新潟市
カモメの「冬羽」とはどいうものなのですか?
こちらこそよろしくお願いします.
冬羽とは,繁殖期の夏羽に対して,非繁殖期の羽衣をいいます.
カモメ類は,成鳥羽になるまで数年かかります.
幼鳥羽,第1回冬羽,第1回夏羽,第2回冬羽と換羽していきます.
首筋が成長に比べてちよっと茶色く感じたのですが、成長途上の特徴なのでしょうか。
オオセグロカモメの冬羽には,頭から首,胸にかけて褐色班があります.
その濃さ,密度等は,個体差があり,換羽の進み具合などや光の当たり具合等で変化します.
カモメ類の年齢は,全体の羽毛の色,嘴の色と赤斑・黒斑の有無,尾羽の黒帯の有無や形状などを総合的に判断しなければなりません.
いつまで経っても勉強です.
I.SATOさんも,カモメ類観察の楽しみにはまってください.
カモメは白く見えてましたが、褐色班が個体ごとに違ってあるのですね。少し見方が分かりました。住んでいる所は海から離れているので、今度自転車旅の時は楽しみです。
北海道では,オオセグロカモメが繁殖しています.
夏羽と比較して,冬羽を見る機会が少ないのでしょうか?
北海道のカモメ類も興味深いですね.