新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

タシギ 悲劇

2018-01-21 08:01:16 | シギ科
タシギ 学名・Gallinago gallinago 英名・Common Snipe

 雪上にうずくまるタシギ.

 この時点,タシギが悲劇に見舞われているとは知らなかった.

 立ち上がったタシギの嘴は,無惨にも折れ曲がり,垂れ下がっていた.

 そして,タシギは,雪のくぼみに姿を消した.

 為す術のない僕は,うなだれるしかなかった.

 野鳥を観察していると,さまざまな場面に遭遇する.

 そして僕は,その残酷な事実を受け入れるしかないことを知らされるのだ.

タシギ
撮影日時 2018.01.18 撮影場所 新潟県新潟市


タシギ
撮影日時 2018.01.18 撮影場所 新潟県新潟市


タシギ
撮影日時 2018.01.18 撮影場所 新潟県新潟市

頭を掻く野鳥たち マガン

2018-01-20 05:27:15 | 頭掻き
マガン 学名・Anser albifrons 英名・Greater White-fronted Goose

 今回の「頭を掻く野鳥たち」は,カモ目カモ科のマガンです.

 マガンは,直接的に頭を掻く「直接頭掻き」をしています.

 このマガンは,昨年撮影したもので,家族からはぐれた幼鳥でした.

 無事に冬を越して北に帰り,今頃は,新しい家族とともに何処かで冬を越していることでしょう.

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マガン 幼鳥
撮影日時 2016.12.12 撮影場所 新潟県新潟市


マガン 幼鳥
撮影日時 2016.12.12 撮影場所 新潟県新潟市


マガン 幼鳥
撮影日時 2016.12.12 撮影場所 新潟県新潟市

頭を掻く野鳥たち カイツブリ

2018-01-19 05:17:27 | 頭掻き
カイツブリ 学名・Tachybaptus ruficollis 英名・Little Grebe

 今回の「頭を掻く野鳥たち」は,カイツブリ目カイツブリ科のカイツブリです.

 カイツブリは,直接的に頭を掻く「直接頭掻き」をしています.

 カイツブリは,水掻きのある弁足を使って頭を掻いています.

 鳥の水掻きにはいろいろあり,その形によって「弁足」,「蹼足」などと名付けられています.

 カイツブリ類などの「弁足(べんそく)」は,足指ごとに葉状の水掻きがあります.

 カモ類やアビ類,カモメ類など多くの水鳥に見られる「蹼足(ぼくそく)」は,前方の3本の足指が完全な水掻きでつながっています.

 ペリカン目に見られる「全蹼足(ぜんぼくそく)」は,4本の足指全てが水掻きでつながったものです.

 シギ類などの「半蹼足(はんぼくそく)」は,前方の3本の足指の基部付近だけが水掻きでつながっています.

 アジサシ類などの「欠蹼足(けつぼくそく)」は,前方の3本の足指が水掻きでつながっていますが,水掻きに切れ込みがあります.

 オオバン類の足指には,骨の一つ一つに葉状の水掻きがついており,「弁膜」とよばれます.

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カイツブリ
撮影日時 2016.11.12 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


カイツブリ
撮影日時 2016.11.12 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


カイツブリ
撮影日時 2016.11.12 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


カイツブリ
撮影日時 2016.11.12 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟

頭を掻く野鳥たち キリアイ

2018-01-18 04:33:09 | 頭掻き
キリアイ 学名・Limicola falcinellus 英名・Broad-billed Sandpiper

 今回の「頭を掻く野鳥たち」は,チドリ目シギ科のキリアイです.

 キリアイは,「直接頭掻き」をしています.

 鳥の頭掻きには二つの方法があります.

 直接的に足で頭を掻く「直接頭掻き」と,翼越しに足を伸ばして頭を掻く「間接頭掻き」です.

 頭を掻く方法は,属する目や科によってほとんど決まっているといわれています.

 キジ目,カモ目,ペリカン目,ツル目などでは,その目に属する全ての鳥たちが「直接頭掻き」をするそうです.

 チドリ目では,チドリ科やセイタカシギ科が「間接頭掻き」をし,シギ科は,「直接頭掻き」をするのだそうです.

 スズメ目のほとんどは,「間接頭掻き」だそうです.

キリアイ 幼鳥
撮影日時 2017.09.09 撮影場所 新潟県新潟市


キリアイ 幼鳥
撮影日時 2017.09.09 撮影場所 新潟県新潟市


キリアイ 幼鳥
撮影日時 2017.09.09 撮影場所 新潟県新潟市

頭を掻く野鳥たち ミコアイサ

2018-01-17 05:33:01 | 頭掻き
ミコアイサ 学名・Mergellus albellus 英名・Smew

 今回の「頭を掻く野鳥たち」は,カモ目カモ科のミコアイサです.

 ミコアイサは,直接的に頭を掻く「直接頭掻き」をしています.

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ミコアイサ 雄
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


ミコアイサ 雄
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


ミコアイサ 雄
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市


ミコアイサ 雄
撮影日時 2017.03.02 撮影場所 新潟県新潟市

白いシロチドリ バフ変個体

2018-01-16 06:52:05 | 色彩異常
シロチドリ 学名・Charadrius alexandrius 英名・Kentish Plover

 シロチドリの群れの中で,1羽の白っぽく見える個体がいました.

 飛ぶと,さらに白く見えました.

 シロチドリの色彩異常個体のようです.

 鳥の色彩異常でよく知られているのが「白化」です.

 「白化」は,「完全白化」と「不完全白化」に分けられます.

 「完全白化」は,全身にメラニン色素が欠如し,嘴が黄白色で目が赤く見えます.よく「アルビノ」といわれるものです.

 「不完全白化」には,「部分白化」と「色素過少」があります.

 「部分白化」は,体の一部分が白化したもので,目の色は正常なことが多いそうです.

 「色素過少」は,全身の色が薄くなるもので,「バフ変」,「バフ化」などと呼ばれます.

 今回紹介するシロチドリは,その色合いから「バフ変」個体のようです.
 
シロチドリ バフ変個体
撮影日時 2016.07.08 撮影場所 新潟県新潟市

 
シロチドリ バフ変個体
撮影日時 2016.07.08 撮影場所 新潟県新潟市

 
シロチドリ バフ変個体
撮影日時 2016.07.08 撮影場所 新潟県新潟市

頭を掻く野鳥たち ハクセキレイ

2018-01-15 05:31:51 | 頭掻き
ハクセキレイ 学名・Motacilla alba 英名・White Wagtail 

 今回の「頭を掻く野鳥たち」は,スズメ目セキレイ科のハクセキレイです.

 ハクセキレイは,翼越しに頭を掻く「間接頭掻き」をしています.

 このハクセキレイは,水浴びをした後に頭掻きをはじめました.

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ハクセキレイ
撮影日時 2016.07.08 撮影場所 新潟県新潟市


ハクセキレイ
撮影日時 2016.07.08 撮影場所 新潟県新潟市


ハクセキレイ
撮影日時 2016.07.08 撮影場所 新潟県新潟市


ハクセキレイ
撮影日時 2016.07.08 撮影場所 新潟県新潟市

頭を掻く野鳥たち キョウジョシギ

2018-01-14 05:03:36 | 頭掻き
キョウジョシギ 学名・Arenaria interpres 英名・Ruddy Turnstone

 今回の「頭を掻く野鳥たち」は,チドリ目シギ科のキョウジョシギです.

 キョウジョシギは,直接的に頭を掻く「直接頭掻き」をしています.

 気持ちよさそうに頭を掻いていますが,砂の付いた足で頭を掻くと叱られますよ.

 「ほら,また頭を掻く」,どこかから声が飛んできそうです.

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キョウジョシギ 幼鳥
撮影日時 2017.09.18 撮影場所 新潟県新潟市


キョウジョシギ 幼鳥
撮影日時 2017.09.18 撮影場所 新潟県新潟市


キョウジョシギ 幼鳥
撮影日時 2017.09.18 撮影場所 新潟県新潟市


キョウジョシギ 幼鳥
撮影日時 2017.09.18 撮影場所 新潟県新潟市


キョウジョシギ 幼鳥
撮影日時 2017.09.18 撮影場所 新潟県新潟市

頭を掻く野鳥たち シメ

2018-01-13 06:03:32 | 頭掻き
シメ 学名・Coccothraustes coccothraustes 英名・Hawfinch 

 今回の「頭を掻く野鳥たち」は,スズメ目アトリ科のシメです.

 シメは,翼越しに頭を掻く「間接頭掻き」をしています.

 気持ちよさそうに頭を掻いていますが,あまり掻きすぎると毛髪が,いや,羽が抜けちゃいますよ.

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 昨日(12日),新潟市は積雪70センチを超す大雪に見舞われました.

 当分の間,鳥見に行けそうもありません.

 頭を掻く場面が続きそうです.

シメ
撮影日時 2017.04.17 撮影場所 新潟県新潟市


シメ
撮影日時 2017.04.17 撮影場所 新潟県新潟市


シメ
撮影日時 2017.04.17 撮影場所 新潟県新潟市


シメ
撮影日時 2017.04.17 撮影場所 新潟県新潟市


シメ
撮影日時 2017.04.17 撮影場所 新潟県新潟市


シメ
撮影日時 2017.04.17 撮影場所 新潟県新潟市

新潟の野蝶 ダイミョウセセリ

2018-01-11 11:01:58 | 野蝶
ダイミョウセセリ

 タイトルを見て,「新潟の野蝶」? 

 「新潟の野鳥」の間違いでは,と思われた方,間違いではありません.

 蝶に関しては門外漢ですし,野鳥撮影用機材での写真です.

 タイトル同様,駄洒落と捉えてご容赦ください.

ダイミョウセセリ
撮影日時 2017.09.10 撮影場所 新潟県新潟市