おもしろき ー熊本、鹿児島、宮崎で過ごした日々🌟🌟🌟

おもしろきことのなき世をおもしろく!Carpe Diem. 人間万事塞翁が馬。人生いろいろあるから、おもしろい!

若き日の思ひ出

2011年04月09日 03時19分37秒 | 回想録
大学時代のことを書く。
歴史学科だったので、周りは歴史オタクが多く、考古学に興味を持っている友達が多かった。
僕は、全く、考古学に興味がなく、明治維新以降の勉強がしたかったが、そういう専攻はなく、中国の近代史を専攻した。
英語は苦手な友達が多く、英語の時間は英雄だった。国際交流のサークルを作り、空手もやり、塾のアルバイトもしていて、多忙だった。
それでも、お酒が大好きで、アルバイト代は全て、飲み代に消えていた気がする。
とにかく、目立つのが好きで、落ちつきがなかった。はちゃめちゃな生活を送っていたが、勉強も一生懸命だった。
半分が留年する中で、何とか卒業することができた。入学してすぐ、クラスに人形のように美しい女の子がいて、びっくりした。
英語ができるのは大きな武器で、英語の時間の後、その子が話しかけてきた。
勢い余って、次の日に二人で遊びに行った。
何故だかわからないが、全く、付き合う気も起こらず、ただ、くだらない話や本の話をするのが楽しかった。
太宰治はなぜ、死んだのかとか、難しい話をしたりして、夜、二人でバスに乗って帰った。
彼女とはしばらく、親友に近い感じで、よく遊びに行ったが、決して恋愛感情は起こらなかった。
みんなから、羨ましがられた。
当時は何よりも、バッティングセンターに行くのが好きで、想像を絶する額を注ぎ込んだと思う。
あの頃は、お金持ちになって、家にバッティングセンターを作ることを本気で考えていた。
レポートが期限に間に合わなかったりすると、教授の家を突き止めて、玄関先まで行って、お願いしたり、厳しいので有名な教授をカフェで見つけると、相席をお願いして、話こんだりもした。
世の中、どうにでもなると、あの頃は恐れるものが何もなかったような気がする。
社会人になって、細かくなった反面、あの頃の胆力がなくなってしまった。
若いというのは本当に大きな武器で、恐れては駄目だと思う。
失敗してもいい。突撃を繰り返して、どうにかなるという胆力が大切だと思う。来年、僕も40才になる。もう一度、あの頃のように生きてみたい気持ちはある。でも、いろいろと経験した結果、今の自分があるのも事実だ。
気負うことなく、ありのままの自分を出して、人生をENJOYしようと思う。
まだまだ、楽しい人生が僕を待っているはずだ。
中年よ、大志を抱け!
どうして、今からでも、遅いことがあろうか、ましてや、若者をや。
世代を超えて、みんなで、日本に元気を!
毎日を激しく生きて、喜怒哀楽をぶっぱなそう。
そうでないと、せっかく、生まれてきたのだから、毎日がもったいない。
恐れず、ひるまず、前へ前へ。
みんなの人生に万歳。みんなの幸せに乾杯。