三匹の錦鯉

昨日は、朝から研修があり、疲れがたまっていたせいか、昼過ぎから、悪寒がして、これは、ヤバイと思ったが、授業は全力投球。
わけがわからないテンションがやってきて、体調は最悪なのに、気分は最高という変な感覚を初めて、味わった。
食べれば治ると、自己暗示をかけて、吉野家で、特盛りを頼むと、マンガで見るような、どんぶりがでてきて、気合いで、食べてしまった。
家に帰ると、信じられないくらいの睡魔が襲ってきて、十時間も眠ってしまった。
ものすごい夢を見た。宮崎の実家で、両親と弟と４人で家にいたら、竜巻がきて、窓が壊れ、その後、大地震。みんな無事で、外を見ると津波が来るのが見えた。三人を急いで二階の屋根上に登らせて、柱につかまるよう、叫んだ。
道路が川になり、隣の池の三匹の錦鯉が池から逃れ、喜んで泳いでいた。水が引いたら、死んでしまうから、池に戻りなさいと説明したが、言葉が通じす、悔しくて、涙がこぼれた。
近所の人達もみんなそれぞれの屋根の上にいて、みんな楽しそうに笑っていた。まあ、これなら、みんな大丈夫だろうと思いながら、三匹の錦鯉のことだけが心配だった。
住心地の悪い小さな池でも、幸せを見つけることはできる。外にでた結末は…？そんなことを考えていると、目が覚めた。
すっかり、熱もなく、悪寒もしない。全快してしまった。
何事も気合いが大切だ。三匹の錦鯉が池に戻ったと信じたい。