昨日は仕事を終えて、軽く飲み、映画三昧。
3本目を見終わったのは朝、7時。
それから、本を読み始めると、二行で眠りに落ちた。
不思議な夢で目が覚めた。
海岸線を自転車で通っているとき三度津波がやって来た。
三度とも予感がして、津波が襲う前に、近くの神殿に逃げこむことができた。
神殿までの階段は宙に浮いていて、足を滑らせたら、下へ落ちてしまう。
三度ともなんとか上までたどり着いた。
神殿からの景色がリアルで、人が次々に波にのまれていくのが見えた。
無事、自分だけ助かったことを母に伝えたく、携帯から電話するも繋がらない。
三度目の津波は本当に大きく、神殿の下は全て海になってしまった。
1人神殿に残されて、身動きがとれない。
それでも、自分の予知能力と生きていることに感謝しながら、波が退くのを待った。
10年経っても波は引かず、携帯は電池がきれていて使えない。
絶望のまま神殿に座るのはもうよそう。
そう思い、階段を降りて、海に入ろうとした。
降りるにつれて、水位が下がり、海に浸かることはない。
とうとう、下までたどり着き、完全に波はひいてしまった。
一度目の津波の時に、乗り捨てた自転車が、無事そこにあり、自転車に乗った。海岸線を走りながら、周りを見渡しても、津波の被害はない。
工事しているおじさんに、津波のことを聞くと、津波など来たことがないという。
神殿のことを話すと、言い伝えで、このあたりに昔、海に浮かぶ神殿があったらしい。
まだこのあたりが海だった頃、10年の間、神殿を守る守護が存在したという。
彼がある日、この辺りの海を陸地に変えてこの町を作ったという。
それが僕だとわかると、鳥肌がたった。
凄い経験をしたものだと、家に電話をすると、母親が津波は大丈夫だったか尋ねてきた。
10年、神殿にいた話をすると、笑われた。
昨日電話でしゃべったばかりだという。
いったい何が真実だか解らなくなり、天を仰げば、空に神殿が浮いていた。
夢じゃなかったのだ。そう思い、僕だけの秘密にすることにした。
夕陽がきれいで、海を眺めていると涙がこぼれた。
そこで目が覚めた。
最近は夢が複雑すぎる。
きっと意味があるはずだ。
さあ、現実に戻って風呂にでも入ろう。
また今夜の夢が楽しみだ。
3本目を見終わったのは朝、7時。
それから、本を読み始めると、二行で眠りに落ちた。
不思議な夢で目が覚めた。
海岸線を自転車で通っているとき三度津波がやって来た。
三度とも予感がして、津波が襲う前に、近くの神殿に逃げこむことができた。
神殿までの階段は宙に浮いていて、足を滑らせたら、下へ落ちてしまう。
三度ともなんとか上までたどり着いた。
神殿からの景色がリアルで、人が次々に波にのまれていくのが見えた。
無事、自分だけ助かったことを母に伝えたく、携帯から電話するも繋がらない。
三度目の津波は本当に大きく、神殿の下は全て海になってしまった。
1人神殿に残されて、身動きがとれない。
それでも、自分の予知能力と生きていることに感謝しながら、波が退くのを待った。
10年経っても波は引かず、携帯は電池がきれていて使えない。
絶望のまま神殿に座るのはもうよそう。
そう思い、階段を降りて、海に入ろうとした。
降りるにつれて、水位が下がり、海に浸かることはない。
とうとう、下までたどり着き、完全に波はひいてしまった。
一度目の津波の時に、乗り捨てた自転車が、無事そこにあり、自転車に乗った。海岸線を走りながら、周りを見渡しても、津波の被害はない。
工事しているおじさんに、津波のことを聞くと、津波など来たことがないという。
神殿のことを話すと、言い伝えで、このあたりに昔、海に浮かぶ神殿があったらしい。
まだこのあたりが海だった頃、10年の間、神殿を守る守護が存在したという。
彼がある日、この辺りの海を陸地に変えてこの町を作ったという。
それが僕だとわかると、鳥肌がたった。
凄い経験をしたものだと、家に電話をすると、母親が津波は大丈夫だったか尋ねてきた。
10年、神殿にいた話をすると、笑われた。
昨日電話でしゃべったばかりだという。
いったい何が真実だか解らなくなり、天を仰げば、空に神殿が浮いていた。
夢じゃなかったのだ。そう思い、僕だけの秘密にすることにした。
夕陽がきれいで、海を眺めていると涙がこぼれた。
そこで目が覚めた。
最近は夢が複雑すぎる。
きっと意味があるはずだ。
さあ、現実に戻って風呂にでも入ろう。
また今夜の夢が楽しみだ。