大学に入って、読書にはまり、いろんなジャンルの小説を読んだ。
テレビは今でもそうだが、ほとんど見ない。
歴史小説が好きだが、涙することはない。
魂がふるえる小説にはたくさん出会った。
いつも、何がおすすめですかと聞かれ、夏目漱石のこころ、司馬遼太郎の国盗り物語などを薦める。
でも、一冊だけ、涙が止まらなかった小説がある。
廃盤になっていて、なかなか見つからないかもしれない。
クライマックスが最高だ。
森瑤子のアイランドという小説で、ハッピーエンドで嬉し涙がこぼれると思う。
最後まで読み終わった時、何かが変わるはずだ。
大きな本屋に行けばあるかもしれない。
騙されたと思い、読んで欲しい。
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アイランド (角川文庫) |
森 瑶子 |