川口能活の引退。

J3相模原のGK川口能活選手の現役引退記者会見が行われ、今シーズン限りで現役を退く事になりました。
富士市出身で清水商業時代から将来の日本代表候補と言われていました。
その後マリノスに入ってあの「マイアミの奇跡」と言われたアトランタオリンピックでのブラジル勝利にビッグセーブで貢献しました。

その後日本代表のGKとして国際Aマッチ116試合に出場という輝かしい実績を持っています。
イングランドやデンマークのクラブを渡り歩き日本に帰ってジュビロに入団、FC岐阜を経てFC相模原に在籍していました。

同年代の選手の城や前園はかなり昔に引退しています。正に孤軍奮闘していましたがいよいよ彼も引退する時が来てしまったという事です。
川口能活が清水商業で活躍していた頃はまだ静岡もサッカー王国と呼ばれていた時代でもありました。
選手権で優勝した時はここ一番で強いイメージでした。
あの頃は確かに危ない試合もありましたが、最後勝ちきる勝負強さを持っていました。そこが今の県勢と違うところかもしれません。

静岡県のサッカー界はもちろん日本のサッカー界においても功労者でありますので、今後もサッカー界に何かしら貢献できるポストにいてほしいと思います。
能活、お疲れ様でした。