古里の暮らしの中で

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小学校の同窓会が終わって

2014-09-12 10:56:30 | 乳がん
8月17日小学校の同窓会があった。

小学校の同窓会は26年前に1度開かれたそうだが、私は出席していないため
この度半世紀ぶりに会った方が何人もあった。

この同窓会では「ちゃん」で呼ぶ方もたくさんいて、出席率も良く楽しい会だった。
人口統計のとおり亡くなった方は、男が7名、女性は0だった。

同窓会から2週間余りたってから、出席していた友人から電話があった。

同窓会が始まる前、私は隣に座った方がご主人が介護5の状態になり、
自分もその心労から病気になってしまったと一生懸命話されるので、その話を聞いていた。

電話をかけてきたのは向かいの席にいた方で、私たちが話してる途中で、おっぱいが痛くて、と
私に話しかけたのに、なんか私があんまり関心を示さなかったと言われた。
私も少しはそのことを覚えていたけれど、別に気にもしていなかった。

その方はおっぱいが痛くなって、私が乳がんになったと聞いていたので、
私にいろいろ聞きたかったらしい。

なかなか病院に行く決心がつかなくて、同窓会が終わったら行こうと思っていたそうだ。
それでやっと病院に行ったら、どうも乳がんの可能性が高い、と言われ
これからもっといろいろの検査をするけれど、なんともいえず不安で私に電話をしてきたのだそうだ。

私が6年前に手術をしたと話したら、自分は2.3年前の最近のことだと聞いていた、
だから同窓会で私の髪がたくさんあったので、ちょっと意外に感じていたと話された。
私は自分の経験をいろいろ話して長電話を終えた。

それ以降何も連絡がないので、私も経験上あんまり黙っているのもどうかと思い、
電話してみた。
そうしたら、偶然に明日、家族の方と一緒に来てくださいと言われているのことで
もう覚悟はできている、とのことだった。

私は覚悟はできているのと、実際に乳がんと告げられてからの心情は、
覚悟していたものとは違うとは思ったが、
それは本人が経験するより外ないと思ったので黙っていた。

あれからもう2週間。
電話をしてあげるのがいいのか、そっとしておいてその方からの連絡を待つのが良いのか
私の心は揺れている。




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