私的海潮音 英米詩訳選

数年ぶりにブログを再開いたします。主に英詩翻訳、ときどき雑感など。

The Long Song of J.Alfred Prufrock 一連目

2009-10-01 20:43:08 | その他 訳詩
The Long song of J. Alfred prufrock  
T. S. Elliot

Let us go then, you and I,
When the evening is spread out against the sky
Like a patient etherised upon a table;
Let us go, through certain half-deserted streets,
The muttering retreats
of restress nights in one-night cheap hotels
And sawdust restaurants with oyster-shells:
Streets that follow like a tedious argument
Of insidious intent
To lead you to an overwhelming question...
Of, do not ask, 'What is it?'
let us go and make our visit.


アルフレッド・プルーフロックの長い歌
T・S・エリオット

行かせておくれよ おれとあなたを
日暮れが空にひろがるとき
エーテル麻酔をかけられた机の上の病人みたいに
行かせておくれよ たしかに半ば涸れ果てた通りをずっとたどって
不満の多い隠れ家を
休めない一夜の安ホテルと
おがくず撒きの食堂とカキの殻とにとって
道はつづいている こずるい意志のたいくつな主張みたいに
そしてあなたを連れてゆく ひとつの抗えない問いへ……
ああ、聞いてくれるな なんだだなど
行かせておくれよ おれたちを そして訪ねさせてくれ


  ※つづきません。つづいているけど続きません。ロードムービーな雰囲気に惹かれて思わず手をつけましたが……むりです。お手上げ。散文調は手に余ります。ただの散文になっちまう。いつかまた再挑戦。






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