般若心経

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2020-03-27 | Weblog

 「宝島」





 昨年8月12日朝日新聞の声欄に掲載された中学生の投稿です。




 9月に入り少し余裕ができたので図書館に予約したところ、やっと順が回ってきて借りることができました。
直木賞と山田風太郎賞を受賞した作品だそうです。
中学生が読んだ本だと思って軽く読み始めたのですが、予想とは全く違っていました。
沖縄における終戦から本土復帰にいたる数々の事件、歴史、政治に翻弄された若者たちの流転、久しぶりに手に汗を握り、時間を忘れて読み入った本です。帯にはミステリーと書かれています。

「ほんとうに目の仇にしなきゃならんのはアメリカーよりも日本人《ヤマトンチュ》なんじゃないかって。この島の人権や民主制はまがいものさ。本物のそれらはもうずっと、本土のやつらが独り占めにしてこっちまで回ってきとらん」

「戦果アギャー」
戦果アギヤー《せんかアギヤー》とは、アメリカ統治下時代の沖縄において、米軍基地からの窃盗行為を行う者たちを意味する言葉。「戦果を挙げる者」という意味である。
Wikipediaより)

「あきさみよう!」
【意味】
あれまあ 驚いた きゃぁ 阿鼻叫喚
【解説】
驚いた時、悲しい時、助けてほしい時につかう言葉。少し訳が難しく、色んなニュアンスを含みます。日常でよく使われる方言で、広い意味があり、ニュアンスを理解するのは少し慣れが必要です。驚いた時や助けを求める時以外にも、同情の言葉にも使ったりします。(沖縄方言辞典より)
















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