般若心経

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四国八十八ヶ所

般若心経

2025-03-20 | Weblog

 今日は電卓の日

 今日は電卓の日です。
1964年に国産初の電卓
シャープCS-10Aが発売された日だそうです。
  https://corporate.jp.sharp/news/110223-a.html
 実は私、このCS-10Aを使ったことがあります。発売された翌年1965年、その時私は就職して最初に配属された千葉県銚子の外国航路と通信していた電電公社の無線局で送信機やアンテナの建設、保守の仕事をしていました。今では外国航路の船舶は衛星を使って電話で話ができますが、その頃は銚子と長崎の無線局から短波を使った電報しか通信手段がありませんでした。この短波のアンテナを設計するために使ったのです。
アンテナの設計はかなり複雑なもので、機械式手回し計算機やそろばんを使っており、結構時間がかかっていました。
ちょうどその時、10キロほど離れたオペレータのいる通信所にこの電卓が入り使わせてもらいました。
 車が買えるほど高価なその電卓は専用の机に据え付けられ、半円筒形の鉄製のカバーが掛けられ、普段は鍵が掛けられていました。
LEDはもちろん7セグメントのディスプレイもない時代で数字の表示はニキシー管といって内部に0~9での数字を形どった電極の入った放電管が使われていました。またテンキーではなく戦後すぐのレジスターのように各桁ごとに0~9のキーがずらりと並んでいました。
計算は四則計算だけでしたが、大変早く計算ができることに驚いたものです。
 その後、電卓の進化はすざましく、関数を内蔵した関数電卓、計算プログラムが組めるプログラム電卓が発売され、値段も我々の手の届くまでになり、今ではCS-10Aと同等の機能のものは百円ショップでも手に入ります。
そして同僚と使い方を競っていた関数電卓もスマホの無料アプリで簡単に手に入るようになりました。
 最近の学生たちは最初からそういう世界に囲まれていますので、気づかないと思いますが、そろばん、機械式手回し計算機、計算尺、丸善の7桁対数表を駆使していた我々からすれば今の電卓、スマホはたいへんすばらしいツールであり、驚きを禁じ得ません。


 なおご存じかもしれませんが、
お金や健康、こよみ計算などの「生活の計算」をはじめ、教育現場で使える「数学・物理の計算」、統計や特殊関数などの 「専門的な計算」など、約1000種類以上の計算を集めた計算専用ポータルサイトがあります。
keisanサービス
  https://keisan.casio.jp/
たとえば
観測者の高さから地上の見渡せる範囲を計算。
地球上の2地点の緯度・経度を指定して最短距離とその方位角を計算。
など公式を知らなくとも計算することができます。
高級電卓を不要とするおもしろいサイトです。
「ほろ酔いでいられるお酒の量」なども計算できます。
 お時間がありましたら覗いてみてください。







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2025-03-18 | Weblog

 急ぐ仕事は

 「急ぐ仕事は忙しい人間に頼め」、かって50年以上前の上司の言葉です。
調べてみますと「急ぎの仕事は忙しいヤツに頼め」という本が2008年に出ていますがそれよりずっと前の話です。
 忙しい人は仕事をはかすための計画、段取りを常に考えており、時間を効率よく使う技を持っています。そういう人は時間をうまく作ることもできます。そして他の仕事が割り込むと直ちに計画を見直すことができます。
忙しいようで余裕をもった仕事をやっています。
 忙しいときにはなぜかかの上司が思い浮かびます。立派な方でした。





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2025-03-16 | Weblog

 山陽新幹線と

 先日3月10日は山陽新幹線全線開通(1975年3月10日)50周年の日でした。



 このニュースを聞いて思い出しました。
山陽新幹線の新大阪から岡山までの区間はその3年前の1972年3月15日に開通しました。「ひかりは西へ」、岡山は県下あげての大盛り上がり。
 そしてこの日はちょうど私の生誕10,000日でした。世間の祝いに便乗して将来の記憶に残ることをしようと思いながら仕事が忙しく何もできませんでした。
 来年は生誕30,000日を迎えます。
こんどこそ。






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2025-03-14 | Weblog

 ぶらさげて

 3月9日の朝日新聞コラム“男のひととき”に東京の77歳男性からの投稿が掲載されていました。



【年齢とともに、紛失や物忘れに悩まされている。半年ほど前、新大阪まで行ったとき、財布を車内に落としてしまった。財布は終点の博多駅で見つかったが、その後は用心して、持ち物にはすべて紐や袋を付けることにした。財布はもとより、スマホ、眼鏡、ICカードなどを紐や袋でぶら下けた状態で日々を送っている。店頭では出し入れに手間取り、恥すかしくなることもあるが紐が付いているのは便利で安心だ。】(要旨抜粋)
 以前に書いたことがありますが、私も落としもの対策として伸び縮みするコイル状のストラップを使用しています。
ストラップの先にいつでも取り外しができるようにナスカンを付け、ポシェットや頭陀袋の中にリングをつけてそこに引っ掛けています。





コイル状のストラップであればもつれることはありません。伸び縮みするストラップはいろいろなものがあります。
私は100円ショップで購入しました。写真のもので50cm位まで伸びます。
 投稿者と同じく落とすという心配がなくなります。
落とし物は交通事故と同じく落としてなくなるまで、「私は大丈夫」と思っています。
この紐付け落としもの対策は忘れもの対策としてもお勧めです。





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2025-03-12 | Weblog

 「鉃」とAI

「鉃」、金篇に矢、「鉄」ではありません。
漢和辞書には載っていません。
ネットで検索すると
【やじり。「鉄」の俗字(意図的な誤字)。
旁が「失」であることを嫌い、主に会社名等で「鉄」のかわりに用いる。
この場合は「てつ」と読む。】
とあります。
JR貨物の貨車に「日本国有鉃道」と書かれていたのを見たことがあります。
その前は「日本国有鐵道」でした。製鉄会社なども昔は「〇〇製鐵」でした。
「鐵」は「鐡」と書かれることもありました。
「鐵」と「鐡」の違いは何でしょうか。
AIに聞いてみました。
すると
※※※※※
「鐡」と「鐵」はどちらも「鉄」(てつ)を意味する漢字ですが、以下の違いがあります。
1. 「鐡」
異体字:これは「鉄」の異体字(書き換えのバリエーション)です。
使用頻度:あまり一般的ではなく、古い文献や特定の書物で見られることがあります。
簡略化:「鐵」よりも画数が少なく、一部の文脈で簡略表記として使われることがありました。
2. 「鐵」
正字(旧字体):「鉄」の旧字体で、伝統的な表記です。
使用場面:日本では戦前の公文書や古い書籍に使われていました。
現在でも書道や一部の看板・商標(例:「大鐵」など)で見かけることがあります。
中国・台湾・香港:現在も「鉄」の正式な漢字として使われています。
3. 「鉄」
新字体(現代日本の標準表記):「鐵」の簡略化された形で、1946年の当用漢字制定以降、日本では公式な表記として定着しました。
日常使用:新聞・教科書・公文書など、ほぼ全ての場面でこの漢字が使われます。
まとめ
「鉄」 = 日本の現代標準表記。
「鐵」 = 旧字体、中国・台湾・香港では現在も使用。
「鐡」 = 異体字で、使用頻度は低い。
したがって、現代日本では通常「鉄」を使い、「鐵」は伝統的な表記や装飾的な場面、「鐡」はほぼ使われないという違いがあります。
※※※※※

 おどろいたのは次です。
「鉃」と「鉄」の違いをAIに聞こうとして
『「鉃」と』と入力した時点で間違えてEnterキーを押しました。
すると すぐに
※※※※※
途中で切れてしまったようですが、「鉃」と「鉄」の違いについて説明しますね。

「鉃」と「鉄」の違い
1.「鉃」について
異体字:「鉄(鐵)」の異体字の一つです。
使用頻度:非常に稀で、一般的な文章ではほとんど見かけません。
構造の違い:「鉄」の「金」偏の部分が「鉃」では異なる形になっています。
歴史的使用:古い文献や特定の地域・流派で使用されることがあるものの、標準的な漢字としてはほぼ使われません。
2.「鉄」について
新字体(現代日本の標準表記):「鐵」の簡略化された形で、1946年の当用漢字制定以降、日本で公式に採用されました。
日常使用:新聞・教科書・公文書など、すべての場面で使用される標準的な表記です。
まとめ
漢字 種類 使用状況
鉃 異体字 ほぼ使われない
鉄 新字体(標準表記) 現代日本で一般的に使用
結論として、「鉃」はほとんど使われない異体字であり、現代日本では「鉄」を使うのが普通です。
※※※※※
   と回答がありました。
 前の質問から質問者の意とするところをくみ取り的確な回答を返す。AIはやはりすごいですね。
人間でしたら続きを待つか催促することでしょう。
まさに人間以上の気配りです。
感動して「ありがとう!」と入力すると
「どういたしまして!😊 また何かあれば気軽に聞いてね!」と返事がありました。