旧い自販機巡りと趣味と(アーカイブ)

3大レトロ自販機を巡り、その他諸々も綴ってます。新規更新はありません。アーカイブとしてお楽しみ下さい。

家系ラーメンとされるラーメンを食べ歩いて

2022-03-18 18:00:00 | グルメ
今回はグルメのお話です

「家系」と呼ばれるラーメンのジャンルがあります

横浜のお店で生まれた、豚骨醤油のラーメンですね

平打ちの麺は製麺所の拘りが見られるもので
発祥のお店に認められないと、その製麺所の麺を使う事も出来ない等
色々と仕来りがあったそうですね

由来等々については、お詳しい方の記述を参考にして下さい(笑)

私は単なるブログ書きで、フード系の方々の様な筆も、舌も知識もありませんので…


暖簾分けを繰り返して広がるのは、家系ラーメンに限った事では無く
他のジャンルのラーメン店もそうですが、直系や関連するお店が枝葉を増やして行きますね

そしてお店は、都市部に限らず
郊外でも開店する事があり、受け継いだ味わいを、あちこちで楽しむ事も出来ます

その味わいが話題になると、大手チェーン店系列や、個人店でも似た商品が登場しますよね

本来の味わいを研究して再現する「インスパイア系」等も発生しますから
本当に「〇〇系」を食べているのか?
疑問に思うこともあります(笑)

食べ物の、味覚の話ですので
本来の味よりも、インスパイア系が好みな方もありますし
楽しみ方はそれぞれで良いと思います

さて
そんな中で、私個人の印象や感想を元に記事にしてみました

今回の記事では、お店の名称や商品単価については触れません
あくまで、1ジャンルについてのお話ですので

発端は、この一杯でした


大手チェーン店が提供している
家系ラーメンです

家系ラーメンと呼ばれるラーメンを口にするのは
実に久しぶりの事でした

過去に、近隣にあった家系ラーメン提供店で
好き好んで食べ重ねた事があり

その頃を思いつつ食べたのですが…


麺も平打ちで、これはこれで美味しいのですが
さて、私が過去に口にしていた家系ラーメンとは
こういった味わいだったのか?

思い出せずにいました

豚と鶏のダブルスープに、カエシのせいか、スープのせいなのか
独特な酸味を感じました…

正直、美味しいのですが
ハマる味ではなく戸惑いました

豚骨醤油とは言いながら、豚骨と鶏ガラからスープをとるのが家系ラーメンの様でして
俄然、興味が湧いてしまいましたよ(笑)

そこで、他の「家系」を謳うチェーン店で
家系ラーメンを食べてみる事にしたのですが…


スープの色合いが違いますね

家系ラーメンと呼ばれるラーメンには
海苔、チャーシュー、ほうれん草がトッピングされている事が多いです

それが定義だと記すものもありました

確かに、過去に私が通った店舗でも
それらが定義だとして、トッピングされていました

こちらの1杯を口にして思ったのは
とてもクリーミーで、豚骨ラーメン醤油味と言った仕上がりに感じた事でした

中太麺も良い印象で
過去に食べ重ねて口にしていた家系ラーメンに近い印象でしたよ

けれど、何だか納得がいかなかったのですよね(笑)
先の1杯との方向性の違いに…

チェーン店系の2杯は、万人受けする味わいであり
価格についても申し分ないのですが、自分の記憶の中の味わいやら何やらに疑問を感じてしまい
しっかりと調べてみました


立ち寄りやすい範囲で、「〇〇出身」とされるお店を訪れてみました


家系ラーメンでも、巷の評判では濃厚なタイプの部類とされる1杯

確かにスープの濃度は高い印象で、ザラザラした舌触りも楽しめる1杯でした

どっしりとくる感じで、豚骨の出汁が押し寄せてくる仕上がりでしたね

そして指定の製麺所の麺を使用していて、平打ちの短めな麺が食べやすさを演出しています

これかぁ!
何だか腑に落ちた感じでしたよ(笑)

カエシの塩味の強さも程良く
卓上の調味料を用いて、味変も楽しみながら
美味しく頂きました

すっかり気を良くして
調子に乗りますよね、人間というものは(笑)

ならば、違うお店ならばどうなのだと行ってみますよね


情報は、あくまで他者の口コミに依存してますから
決して正確なものではないのでしょうが
確かにこちらの1杯は、下調べした通りに
豚骨の濃さに加えてカエシの濃さが特徴でした

ややしょっぱい味付けは、今の私には辛いところもありますが
それでもクセになる味わいでした

やはり指定される製麺所の麺を使用していて
同じ麺を使っていても、前の1杯とは違う顔を持っているところに惹かれますね

ザラザラした舌触りも楽しめるスープに濃厚さがクセになりますよ♪


今回最後はこちら

こちらも前の2杯とは、やや別の感じでした

しっかりと炊かれた豚骨スープですが、ややマイルドな印象
鶏油が多めな仕上がりで、カエシの濃さも程々

麺も指定製麺所の平打ちで短めなものでした

実はこのお店では、過去に1度食した事がありました
その時は家系を意識して口にした訳では無かったので
今回はお久しぶりの訪店となったのです

初めてこちらを訪れた時にも感じたのですが
それまで「家系」と言われて口にしていた1杯は何だったのか?
そう考えるほど、全くの別物で旨かったのですよ(笑)


因みに全てのお店で
麺の茹で加減、味の濃さ、油の量を「ふつう」でオーダーしています

さてさて
実はこれだけ食べても、本家にも、そのお店に近い、免許皆伝店にも辿り着いてないのですよ(笑)

そして、今回食べたのは
弟子の弟子だったり、オリジナルと括られるお店だったり、チェーン店系のものでした

家系ラーメンを食べ極めるつもりはありませんが、本当の味わいに辿り着くのは
なかなか大変な事なのかもしれません…

いや、もう本家に乗り込むのが最適なのですよね(笑)


今年は家系ラーメンを食べ歩いて勉強しようかな?
そんな思いをした、ラーメンのお話でした

それぞれのお店の皆様
好き勝手書いて申し訳ありません

何れの1杯も美味しく頂きました
ご馳走様でした…m(_ _)m