旧い自販機巡りと趣味と(アーカイブ)

3大レトロ自販機を巡り、その他諸々も綴ってます。新規更新はありません。アーカイブとしてお楽しみ下さい。

川鉄製カレー自販機でハヤシライスを頂く 中古タイヤ市場相模原店

2022-04-15 15:00:00 | 中古タイヤ市場相模原店
今回は自販機のお話です

神奈川県にあります
中古タイヤ市場相模原店さんを訪れました

そして、私としては珍しく
リアルタイムな記事で御座います(笑)


カレー自販機 川鉄製

昨年来、修理を重ねて来た
川鉄製カレー自販機です

こちらにこの個体が来た時は、経年から草臥れてました
その姿を目の当たりにした立場としては、再生された姿を眺める事が出来たのは嬉しいですね

修理にも、それなりの時間がかかったそうですが
そりゃあね、と思ってました(笑)

何より、川鉄製カレー自販機は
レトルトカレーの袋を開封する仕組みの部分にある「刃」が傷みやすく、開封が出来なくなるのが弱点だと聞いた事があり
その辺りをどうクリアするのかが関心事でしたよ


この個体では、オリエンタル マース カレー、オリエンタル マース ハヤシを販売する事になった様ですね
元々、汎用自販機で販売されていましたので、自然な流れでしょうか?

既にサンデン製カレー自販機があり、そちらでは「ボンカレー」を販売しているので
上手く棲み分けを行った様ですね


そして修理を終え、タイヤ販売の敷地へ移動した後に
いよいよ他の自販機と並びました!

そして昨日から、タイヤ販売の営業時間内のみで稼働が開始となったそうです!
つまり定休日の水曜日と、営業時間外は休止するとの事ですよ


硬貨を入れ、ボタンを押せば調理開始です

調理タイマーの針が1周する事で、状態をしらせてくれます
調理時間は27秒

出来上がると取り出し口に商品が出て来ます


オリエンタル マース ハヤシ 500円

温かいご飯の上に、ハヤシのルーがかけられた状態で出て来ます

勿論、カレーを選べば同じ動作で
同じようにルーがかけられた状態で出て来ます

ご飯のボリュームもあり
馴染みあるオリエンタルマースハヤシの味わいを楽しめます♪

スプーンは自販機脇にカゴが備え付けられているので
そこから取り出します

川鉄製カレー自販機は、ご飯を単にヒーターで保温するのではなく
スチームで保温していて、ご飯のパサつきがおきにく造りになっています

予めご飯はお皿に盛られ、渦巻き状の棚へ
レトルトのルーは袋ごと別の位置にて保温され
調理動作で、ご飯の上に袋を開封してルーがかけられて出て来る動作が行われます

この手のレトロ自販機の内部や動作を見る度に思いますが
これが40年も前の技術だと思うと、本当に開発製造された方々はスゴいなと思います


とうとう川鉄製自販機が3台並びました!
それも現在唯一のカレー自販機を含めてです!!
良い眺めですよね♪

難航した「皿選び」も、無事に純正のお皿に近い物が見つかったとの事で
その後の進展を期待していた、川鉄製カレー自販機

無事に稼働する姿を眺め、その味わいにも触れる事が出来ました♪

美味しく頂きました
ご馳走様でした…m(_ _)m