そうだったんだ!読書メモ~~今日見つけた3つの「ヘェ〜」

欲張って1冊の本からたくさん学ぼうとしても無理っぽいので3〜4つにポイントをしぼってます。

☆☆☆【紙本】神様たちのお伊勢参り6 竹村優希 著 双葉文庫

2020-04-26 17:45:00 | 読書

気になった言葉。その言葉とは豊受大御神。伊勢神宮、外宮の主祭神ですよね。つい買ってしまいました。では気になった箇所を3つ挙げていきたいと思います。


○ 安全で、その代わりに平坦な日々を長く過ごしていれば、自然と感情の波も穏やかになっていくものだろうと、芽衣は思う。

(感情の波を平坦にもっていくと集中力がが高まるとか聞いたことがあったかなぁ。森林、公園、観葉植物など緑に囲まれると集中力が高まるという話も心が落ち着いて、感情が穏やかになると注意散漫が防げるからでしょうか。感情の波は注意散漫とリンクして集中力を妨げる。逆に言えば荒れた日々を送っているとアイデアが出やすくなるということでしょうか。)


○ そして、この局面において、判断の鈍さはおそらく命取りになる。

(ノルアドレナリンがドバッと出る状況ですよね。闘うか逃げるか反応。もっと言えばsystem1を使う。system2では遅すぎる。つまり、直感を使う。ある程度の経験者、ベテランならではの判断です。)


○  改めて思い返してみても、計画は何度も狂い、希望と絶望を繰り返しながら迎えたこの結末は、奇跡としか言いようがなかった。

(そうなんですよね。頭で考えたことはその通りには進まないし、その都度、臨機応変な判断に迫られる。計画を立てる時もエラー処理を入れておいて、たとえ、上手くいかなくても落ち込まないことです。)


【拾いメモ】アダム・グラント著 ORIGINALS から

2020-04-26 17:10:00 | 拾い読書メモ

ふと思ったんだけど、突然で申し訳無いけど、リンゴを始めとする果物の香りは集中力を増すのではないか?ふとだからノーエビデンスです。申し訳ない。


○   その方法とはズバリ、「多くのアイデアを生み出すこと」だ。サイモントンの研究によると、ある分野における天才的な創作者は同じ分野にとり組む他の人たちよりも、とくに創作の質が優れているわけではない、という。p.68

(著者によれば多くの作品を作ることは傑作を生み出す確率を上げる方法だそうです。ちなみに創作者は自分のアイデアを適切に評価できないと言っています。ということは時間術や環境術に大きな意味が出てくる。やり方、方法も重要ですね。)


○   天才児にとっては「よい成績をとろう」という意欲が足かせになっている。しかし、さまざまな文化のなかで数多くの成果が出れば出るほど、オリジナリティはいよいよ、ほんのひと握りのものに限定されてしまうのだ。成功を重視すればするほど、失敗を恐れるようになる。つまり、必ず手に入る成功に向かってしか、努力しなくなるからだ。p.31

(確実に成果をだそうと映画なんかでも●●2みたいな続編ばかりが多いですね。たぶん、45と続けるにつれ成果は落ちる場合が多いでしょうし、長い目でみれば映画全体もつまらないものになっていくでしょう。)


○   先延ばしは「生産性の敵」かもしれないが、「創造性の源」にはなる。だがそのような数々の「余計なこと」こそがオリジナリティにとっては欠かせなかったのだ。

(生産していくには集中モードが必要ですがアイデア出しは拡散モードですね。ゆっくりとした熟成が必要な場合もあるでしょう。ダーウィンなんかもそうかな。)


【拾いメモ】バーバラ・オークリー著 「数学脳のつくりかた」から

2020-04-26 14:40:00 | 拾い読書メモ

本の読み方について世間ではいろいろと言われてます。目次を見て、知りたいところから読めとか。でも、僕は最初から読んだ方が読みやすいんですね。なので、今回はその対極にある拾い読みを試してみたいと思います。

つまり、コンフォート・ゾーンをちょっとだけ出ます。


○   その際、ちょっとしたことでも「よくやった!」と自分を励ますようにすると、脳の再配線がスムーズに進む。こうして学習の流れに乗ること自体が報酬となり、このようにして短い期限を設けると、勉強に弾みがつく。p.111

(よくやったとか素晴らしいと表示されるアプリがありますがアレはいいということですよね。同じ機能のアプリがいくつもあるのなら、励まし機能のあるものを選ぶことにします。学習だけにとどまらず、習慣化でも同じことが言えると思います。)


○   集中モードの学習後に報酬として拡散モードを利用しようジョギング、散歩、水泳スケッチや油彩、水彩を描く風呂に入ったり、シャワーを浴びたりする。歌詞のない音楽を聴く。瞑想やお祈り。睡眠。p.48

(最近、ポモを使うようになったので参考になります。僕の場合、拡散モードとして使っているのは炊事、洗い物、部屋の片付けなどです。)


○   「ポモドーロ・テクニック」は少しの間、学習や仕事などに注意を集中できるよう開発された技術だ。ポモドーロ・テクニックではタイマーを25分にセットする。タイマーがカチカチいい始めたら、学習に取りかかる。…25分間単位のポモドーロ学習を一回終えたら、休憩を挟んで再開する。休憩時間は状況による。p.115

(休憩時間については提出期限に余裕があれば30分でもいいし、差し迫っていれば5分でもよいとあります。いずれにせよ、最初に書いた学習の流れに乗り始める最初のステップなのでそこを意識することが大切かと思います。ちなみに僕の場合は集中モード30分、拡散モード15分です。数字はいろいろ変えて自分に合うものに変えてもいいと思います。)