久しぶりで近所の竹林の道を歩いてみると・・
竹林内では、今が旬の筍(たけのこ)があちこちで生えていた。
筍は油断していると、アッという間に伸びて成長してしまいます。
なんと、1日で最大1mも伸びる場合もあるそうで、その
驚異の成長力バワーにはビックリですね!
竹は筍が生える春たけなわの頃に、地中の筍に養分を取られて
しまうため、古葉の色があせはじめて黄色みを帯びた褐色となり、
やがて落葉します。
この様子が、草が枯れたり木々の紅葉に似ているところから、
「竹の秋」と呼ばれています。
反対に、木々が葉を落とし始める秋になると、春に筍だった若竹も
りっぱな竹となり、親竹は夏に蓄えた養分で葉を青々と茂らせる
ことから、秋は「竹の春」と呼ばれている。
竹は春のこの季節には「竹の秋」、秋には「竹の春」、なんだか
天の邪鬼のようにも見えるが・・
竹は竹で、自然のままに真っ直ぐに伸びて、強風や冬の積雪等にも、
しなやかに耐えて、自分の時間を生きているとも云える。
人もまた、無理に周りの環境や時間に合わせなくても、竹の様にそれ
ぞれが自分のペースで、しなやかに生きていけたら一番いいのだが。。