春は花が咲き、小鳥はさえずり、蝶が舞う、ものみな明るく
活気づく季節です。
しかし、華やげば華やぐほど・・・
ふと、心のどこかにもの哀しさや、むなしさを覚える・・・
春愁（しゅんしゅう）とは、そんな春独特の、どこか哀れで、
物思いにふける心情を表す言葉です。。
庭先で咲く八重のヤマブキ。
アネモネ。
イモカタバミ。
フウチソウ。
ギボウシ。
野原や道端にハルジオンの花が一斉に咲き出している。
ハルジオンは、北アメリカ原産の帰化植物だが、どこでも咲い
ていて農作物や牧草の生育を妨害するため、厄介な雑草とし
て扱われているせいか・・
一部の地域では「貧乏草」と呼ばれ、「折ったり、摘んだり
すると貧乏になってしまう」と言われたりしているらしい。。
（チョッと可哀想な気がします・・・）
日本では元々1920年代に観賞用として持ち込まれただけ
あって、よく観ると白やピンクの綺麗な花です。
この時季は野原で咲き乱れるハルジオンの花にくる、蝶や虫
たちと遊ぶのも愉しみです。
ハルジオンの花で吸蜜するモンキチョウ。
こちらはハルジオンの花に止まるヤブキリ？の幼虫。
